できるかを尋ね、内容と期限を具体的にする
Would you be able to + 動詞の原形で、相手が対応できるかを尋ねながら頼めます。丁寧な形でも負担は残るので、範囲と期限を伝え、断る返事も受け止めます。
同僚に資料を見てもらいたい。でも、相手も忙しそう。Would you be able to …? は、できるかどうかを尋ねながら頼む形です。依頼する内容と期限を具体的にし、相手が引き受けられない場合の返し方まで、一つの会話で練習してみましょう。
Have you got a minute?で、話せるかを確かめる
Have you got a minute? は「少し時間はありますか」と話しかける言い方です。Have you got a minute, or should I come back later? なら、「少し時間はありますか。それともあとにしましょうか」と相手の都合を尋ねられます。
話を聞く時間があることと、頼まれた作業を引き受けられることは別です。最初の問いにYesと言われても、依頼への了承と決めずに、何を頼みたいのかを続けます。作業に10分かかりそうなら、その目安も隠さず伝えます。
Would you be able toのあとには、動詞の原形を置く
Would you be able to check the last slide by three? は「3時までに最後のスライドを見てもらえますか」。この例なら、依頼する範囲は最後の1枚、期限は3時です。
Would you be able to + 動詞の原形が枠です。checkをlook atへ替えるなら、Would you be able to look at the last slide by three? とできます。すでにtoがあるので、動詞の前へもう一つtoを足しません。
Is there any chance you could check it before lunch? のように、可能性を尋ねる切り出し方もあります。こちらはcould + 動詞の原形です。言い方が長くなっても、急な依頼の負担まで小さくなるわけではありません。
了承されたら、範囲と次の行動を合わせる
A: Have you got a minute? I need help with one slide.
B: Sure. What do you need?
A: Would you be able to check the last slide by three? It should take about ten minutes.
B: Yes. I’ll look at it after lunch.
A: Thanks. I’ll send you the latest version now.
B: Great. Just the last slide, right?
A:少し時間はありますか。スライド1枚について手を貸してほしいんです。
B:いいですよ。何でしょう。
A:3時までに最後のスライドを見てもらえますか。10分ほどかかると思います。
B:はい。昼食後に見ます。
A:ありがとう。今、最新版を送ります。
B:分かりました。最後のスライドだけですね。
作業の目安は見込みなので、難しい資料なら時間が延びるかもしれません。相手から範囲を確認されたら、最後の1枚だけで合っているか答えます。頼む言葉を言えたところで終わらず、何を渡すか、どこを見てもらうかまで合わせます。
引き受けられないときは、できないことをはっきり返す
I would if I could. は「できるならそうしたいのですが」という返し方です。このあとに I can’t today. など、できないことを添えると、依頼者に期待を残しにくくなります。
A: Would you be able to check the last slide by three?
B: I would if I could. I can’t today; I’m preparing for a presentation.
A: Understood. I’ll ask someone else.
B: Thanks for understanding.
A:3時までに最後のスライドを見てもらえますか。
B:できればそうしたいのですが、今日は無理です。発表の準備をしているので。
A:分かりました。別の人に聞いてみます。
B:分かってくれてありがとう。
詳しい私生活の事情まで説明する必要はありません。別の時間なら本当にできる場合だけ、その範囲を提案します。できないと言われた側も、同じ依頼をより長い表現で繰り返すのではなく、別の方法を考えます。
最後の1枚だけ、今日の3時までに見てもらう
依頼の範囲と期限を一つずつ含めた例です。
場面に合わせて変えられる例文
Would you be able to check the last slide by three?3時までに最後のスライドを見てもらえますか。
相手の返事をYesとI can’t todayの両方に変え、それぞれに続く自分の一文を考えます。断られたら、引き受ける前提の返事を残さないようにします。
本文を見ずに考えてみる:Have you got a minute?にYesと返されたら、その後の作業も了承されたと考えてよいでしょうか。
考え方と答えを確認する
話を聞けることと作業を引き受けられることは別です。何をいつまでに頼むかを伝え、対応できるか確認します。
会話での用法を確かめた資料
- British Council:Asking a favour — 話しかけ、Would you be able to / Is there any chance you couldによる依頼、I would if I couldによる断り。会話全文は独自作例。