提案の形を選び、相手の返事から次へ進む
How aboutには名詞や-ingの形、Why don’t we・Shall we・Let’sには動詞の原形を続けられます。一緒にする案でも、相手の返事を聞くまでは決定ではありません。
「一緒に休憩しない?」と提案したいとき、How about …?、Shall we …?、Let’s … はどれも候補になります。ただし、後ろに続く形は同じではありません。まず「誰が何をする案か」を決め、相手の返事を聞いて予定にしていきましょう。
一緒にする提案か、相手への助言か
Why don’t we take a break? なら「一緒に休憩しない?」、Why don’t you take a break? なら「休憩したらどう?」です。weをyouに替えると、主に行動する人が変わります。
以下では、話し手も参加する提案を練習します。相手に何かを頼みたい場合は、提案のweで包まず、誰に何を頼むかを伝えます。
How aboutの後ろには、名詞や-ingを置く
How about the café downstairs? は「下の階のカフェはどう?」と場所を候補に出す言い方です。行動を提案するなら、How about taking a short break? のように-ingの形を置けます。この形ではtakeをそのまま続けません。
一方、I’m free on Friday. How about you? のHow about you?は「あなたは?」と相手にも尋ね返しています。How aboutを見つけたら、いつでも「一緒に〜しよう」と訳せるわけではありません。
Why don’t weとShall weは、原形を続けて尋ねる
Why don’t we sit by the window? は「窓際に座らない?」という提案です。ここでは「なぜ座らないのか」と理由を問い詰めているのではありません。weのあとに動詞の原形sitを置いています。
Shall we start with the first question? なら「最初の質問から始めましょうか」。Shall weのあとも原形で、to startにはしません。これから一緒に進めることを尋ねる形として使えます。
どちらが常に丁寧かという順位より、何を決めたい場面かが大切です。表現だけで相手の都合が分かるわけではないので、返事を待ちましょう。
Let’sは「〜しよう」。返事を聞かずに決定しない
Let’s check the opening time first. は「先に開店時刻を確認しよう」。Let’sのあとには原形checkを置きます。提案や呼びかけとして使えますが、言った時点で全員の合意が成立するわけではありません。
すでに「一度休もう」と話がまとまっているなら、Let’s take ten minutes. と具体化できます。初めて案を出す場合は、相手が難しいと言ったり、別の案を出したりする余地を残します。
提案から、代案と合意まで話してみる
A: How about working at the café downstairs?
B: I’d prefer somewhere quieter. Why don’t we try the library?
A: Good idea. Shall we check when it opens?
B: Yes. Let’s check before we leave.
A:下の階のカフェで作業するのはどう?
B:もう少し静かな所がいいな。図書館にしてみない?
A:いいね。何時に開くか確認しようか。
B:うん。出る前に確認しよう。
Bは最初の案をそのまま受け入れず、静かな場所がよいと伝えて代案を出しています。Aもカフェの提案を繰り返さず、図書館へ行けるか確かめる話へ進みました。
練習では、Bの返事をThat sounds good. に替えてみてください。その場合は図書館の話を続ける必要がありません。使いたい表現を全部並べるより、相手の返事に合う一文を選ぶことが目標です。
最初の提案から、合意まで続ける
一緒に作業する相手へ、休憩を提案してみます。
場面に合わせて変えられる例文
How about taking a short break?少し休憩するのはどう?
相手が賛成した場合と、あと10分続けたいと返した場合で、自分の次の一文を変えてください。
本文を見ずに考えてみる:How about take a break?とShall we taking a break?は、この提案の形として合っていますか。
考え方と答えを確認する
How about taking a break?、Shall we take a break?とします。How aboutのあとを-ing、Shall weのあとを原形に替えます。
会話での用法を確かめた資料
- British Council:Suggestions — 提案表現の後ろに続く形と、賛成・留保の返事。会話例は独自作例。