相手が自分より8歳年上だと分かった。年齢差そのものが気になるのか、それとも「若いからまだ分からないよ」と言われたことが引っかかっているのか。英語で話すときも、この2つは分けて伝えられます。
「年齢差」は age gap や age difference。「年齢差が少し気になっている」は I have some concerns about our age gap. と言えます。そのあとに、何が気になるのかを1つ足すと、相手も数字の話なのか、接し方の話なのかを理解しやすくなります。
ここでは、成人同士の交際やデートで使う表現を紹介します。年齢を尋ねる言い方に加え、詳しく答えない返し方、年齢で決めつけられたときの伝え方まで見ていきましょう。
年齢を聞くときは、丁寧な形と「聞くのをやめる対応」をそろえる
How old are you? は、年齢を尋ねる直接的な表現です。少し控えめに尋ねたいなら May I ask how old you are? や Would you mind telling me how old you are? を使えます。
ただ、丁寧な形を選んでも、相手が答えたいとは限りません。「英語なら年齢を聞くのはいつも失礼」「交際相手なら当然聞いてよい」と一律に考えず、何を話す流れなのかと、相手の返答を見ます。答えたくないと言われたら、聞き方だけ変えて同じ数字を追いかけないことが大切です。
B: I'd rather not share my exact age just yet.
A: Okay, let's leave it there.
B:具体的な年齢は、まだ話さないでおきたいな。
A:分かった。この話はここまでにしよう。
自分の年齢を先に話しても、相手が同じ情報を返す義務が生まれるわけではありません。また、Would you mind…?に対するYes/Noだけでは、何を肯定したのか聞き返したくなることがあります。答える側は、年齢か「まだ話したくない」という文を続けると明確です。
| 答えたい範囲 | 英語 | 日本語 |
|---|---|---|
| 具体的に答える | I’m 40. | 40歳です。 |
| 年代だけ答える | I’m in my thirties. | 30代です。 |
| 今は答えない | I’d rather not say right now. | 今は答えないでおきたいです。 |
| 年齢の話をやめたい | I’d prefer not to discuss my age. | 年齢の話はしないでおきたいです。 |
right nowやjust yetは「今はまだ」という意味を足します。あとで話すつもりもない場合は、時期を限定しない最後の表現を選べます。答えるために、違う年齢を作る必要はありません。
「8歳年上」「8歳差」を言うときは、誰を基準にするかを確認する
年上・年下は older / younger、2人の差はage gapで表せます。以下は、自分が32歳、相手が40歳と分かっている場面です。
| 伝えたいこと | 英語 |
|---|---|
| あなたは私より8歳年上です | You’re eight years older than me. |
| 私はあなたより8歳年下です | I’m eight years younger than you. |
| 私たちは8歳差です | There’s an eight-year age gap between us. |
| 私のパートナーは私より年上です | My partner is older than me. |
eight years olderではyears、名詞age gapを前から説明するeight-yearではyearになります。単に年齢を比べたいならolder/youngerで十分です。「年上の恋人」をseniorとだけ呼ぶと、職位など別の関係にも読めるため、My partner is older than me.のように具体化できます。
年齢差を述べる文と、相手をどう評価するかは別です。「年上だから頼れるはず」「年下だから真剣ではないはず」と続けず、本人の考えや実際の接し方を見ながら話します。
「年齢差が気になる」のあとに、気になったことを1つ足す
まずは年齢差について話したいと伝え、相手の受け止めを聞きます。「気にしていないよ」と言わせるための質問ではなく、違う答えも聞ける形にします。
この一文だけでは、何が気になるかまでは分かりません。相手が答えたら、自分の懸念も具体的に伝えます。たとえば年齢を理由に意見を退けられたなら、その言葉と、望む接し方をつなげられます。
B: I see. I shouldn't have used your age to dismiss your point. What did you want me to understand?
B:分かった。年齢を理由に、あなたの意見を退けるべきではなかったね。何を分かってほしかった?
この会話でAが求めているのは、年齢差をなくすことではなく、意見を聞いてもらうことです。Bの返答は、話を受け止めた場合の一例であり、こう言えば必ず相手が変わるという意味ではありません。
| 具体的に気になること | 追加する一文 | 意味 |
|---|---|---|
| 年齢差を何度も冗談にされる | The jokes about our age gap make me uncomfortable. | 私たちの年齢差を冗談にされると、居心地が悪い。 |
| 年下だからと物事を決められる | Please don’t make decisions for me because I’m younger. | 私が年下だからといって、私の代わりに決めないでほしい。 |
| 年齢から結婚への意思を推測される | Please ask me what I want rather than assuming it from my age. | 年齢から推測せず、私が何を望んでいるか聞いてほしい。 |
一方、話してみると本当に違っていたのが「会う頻度」や「関係を進めたい時期」だった、という場合もあります。そこで年齢のせいだと決めず、本人の希望を確認します。詳しいすり合わせは、恋愛の温度差を英語で話す表現で扱っています。
「年齢のわりに若く見える」に引っかかったら、比較の部分を伝える
You look young for your age. は「年齢のわりに若く見える」という言い方です。うれしいと感じればThank youと受け取れます。ただ、for your ageという比較が気になるなら、無理に喜ぶ返事をしなくても構いません。
この返答は、相手の本心を「悪意だった」と決めるのではなく、自分が避けてほしい言い方を示しています。年齢の話題全体をやめたいなら、最初の表にあるI’d prefer not to discuss my age.へ戻せます。
You’re so mature for your age.(年齢のわりに大人びているね)も、年齢を基準にした比較です。その一言だけで相手の意図を断定せず、自分が気になるならfor your ageという部分を挙げて伝えます。
相手が「年齢はただの数字」と言っても、自分の答えを合わせなくてよい
Age is just a number. は、年齢そのものを重く見ていないときの表現です。相手がそう感じていても、自分にとっての気がかりまで消えたことにはなりません。
逆に、自分は年齢差を気にしていなくても、相手が話したいと言ったなら、Age is just a numberだけで終えずに聞けます。What concerns you about our age gap?(私たちの年齢差の、どんなところが気になる?)なら、相手の言葉で説明する余地を残せます。
まだ自分の考えが決まらないときは、I need some time to think about how I feel.(自分がどう感じているか、少し考える時間がほしい)と伝えられます。安心したと言い切ったり、今すぐ交際を続ける結論を出したりするための表現ではありません。
次に話す前に、年齢の数字を知りたいのか、年齢を理由にした言動を変えてほしいのかを一度分けてみてください。数字の話ならolder/younger、気持ちの話ならI have some concerns about…から、実際に気になったことへ続ける。伝えたい中身が決まれば、必要以上に遠回しにせず話せます。