調子が悪くて、恋人への返信も負担になる夜。理由を全部説明する余力がなければ、今の状態・今できること・お願いを短く伝えるところから始められます。
3文を必ず揃える必要はありません。ひとまずI’m not feeling well. I need to rest.(調子が悪いんだ。休む必要があるの)と送るだけでも構いません。ここから、自分の状態と希望に合う言い方を選んでいきましょう。
病名を決めず、今感じている状態から言葉にする
「体がしんどい」のか、「気分が落ち込んでいる」のか。自分で分かる範囲を伝えます。原因が分からないなら、分からないまま説明できます。
| 伝えたい状態 | 英語 | 自然な日本語 |
|---|---|---|
| 体調がよくない | I’m not feeling well today. | 今日は体調がよくないんだ |
| 疲れ切っている | I’m exhausted. | もうくたくたなんだ |
| 最近、気分が落ち込んでいる | I’ve been feeling low lately. | 最近、気分が沈んでいるんだ |
| 気持ちに余裕がない | I’m feeling overwhelmed. | いっぱいいっぱいになっているんだ |
| うまく説明できない | I’m having a hard time, but I can’t explain it well yet. | つらいんだけど、まだうまく説明できないの |
I’m not feeling well.だけだと、体調の話として受け取られることが多い表現です。気持ちの不調を伝えたいなら、I’ve been struggling with my mental health lately.(最近、心の調子が悪くてつらいんだ)とも言えます。
feeling lowやoverwhelmedは、今感じていることを表す言葉です。この記事の表から病名を選ぶ必要はありません。つらさを小さく見せるために、無理にa littleを足すこともしなくて大丈夫です。
恋人との関係について不安を話したい場合は、恋愛の不安を英語で伝える表現も参考になります。今回の不調が何から来ているか分からない段階で、恋人のせい、あるいは恋人は無関係、と決めつける必要はありません。
今日の返信や通話を減らしたいと伝える
「今日はあまり返せない」と伝えるときは、今夜の通話、長文への返信など、難しいことを具体的にできます。次の例は、恋人への気持ちは変わっていないけれど、今夜は返信を続ける余力がない場面です。
I care about you.は、自分がそう伝えたいときに足す文です。休むことを認めてもらうために、毎回愛情を証明する必要はありません。また、最後の文は明日連絡する約束なので、それが可能なときだけ使います。明日には元気になる、という約束ではありません。
連絡できる目安も分からないなら、I can’t promise a time for my next message yet.(次にメッセージできる時間は、まだ約束できないんだ)と伝えられます。とりあえず「明日」と書いて抱え込むより、今分からないことを残した文にします。
不調が続いているときは、できないことと頼みたいことを分ける
数日以上の連絡や予定に影響しているなら、「今日だけ」と言い続ける代わりに、最近の状態を共有できます。回復の日付を決める必要はありません。
この例で欲しいのは、長い通話ではなく短いメッセージです。一人で静かに過ごしたい日には合わないので、その場合は次の表からお願いを変えます。If you’re able to(もしできたら)を付けたときは、相手が難しいと答える場合も含めて相談します。
| 今ほしい支え | 頼む一文 | 日本語 |
|---|---|---|
| 聞いてほしい | Could you listen for a few minutes? I don’t need advice right now. | 少しだけ聞いてもらえる? 今は助言は必要ないんだ |
| そっとしておいてほしい | I need some time on my own tonight. Please don’t come over. | 今夜は一人の時間が必要なの。家には来ないでほしい |
| 静かに一緒にいてほしい | Could you sit with me for a while? I don’t feel up to talking much. | 少しそばに座っていてもらえる? あまり話す元気はないんだ |
| 相談先を探す手伝いがほしい | Could you help me find someone I can talk to about my mental health? | 心の不調を相談できる相手を、一緒に探してもらえる? |
「話を聞いてほしい」と「家へ来てほしい」は別の希望です。来訪を望まないなら、遠回しな表現だけにせず、その点まで言えます。一度頼んだ支え方も、その日の状態に合わせて変えて構いません。
NHSの心の状態を話すための案内でも、最初にすべてを話す必要はなく、会話でどのような支えを求めているか伝える方法を紹介しています。話す量や方法は、自分が今できる範囲から選べます。
デートを変更するときは、次の日を無理に確約しない
約束を変更する連絡では、今日の予定をどうするかを先に伝えます。次に会える日をまだ判断できないなら、別の日をその場で約束せず、日程を相談し直すタイミングを提案できます。
ここでの日曜は、日程を相談する日です。日曜に必ず外出できる、とは言っていません。それでも日曜に話せる見通しがなければ、最後をI’m not ready to choose a new date yet.(まだ別の日を決められないんだ)へ変えられます。
予約などの手配が残っている場合は、可能な範囲で担当を確かめます。例えばCould you cancel the restaurant booking? I’m finding it hard to manage that right now.(お店の予約をキャンセルしてもらえる? 今はその手配が難しくて)と、必要な作業を一つ頼めます。
詳しく話せないことや、回復の見通しを聞かれたとき
「どうしたの?」「いつなら元気になる?」と聞かれても、すぐ答えを用意できるとは限りません。感謝を伝えたいなら伝え、今答えられない部分を言葉にします。
回復の時期が分からないときは、I don’t know when I’ll feel better.(いつよくなるかは分からないの)で構いません。相手を安心させようとしてI’ll be fine tomorrow.(明日には大丈夫だよ)と約束する必要はありません。
相手が「自分が何かした?」と聞き、自分には関係の問題だと感じていないなら、I’m not upset with you. I’m struggling and need some rest.(あなたに怒っているわけではないよ。今はつらくて、休む必要があるの)と返せます。相手との関係も悩みの一部なら、安心させるためだけに前半を使わないようにします。
こうした文で必ず理解してもらえるとは限りません。伝えた希望が受け止められなかったことを、英語が足りなかったせいだと一人で引き受ける必要はありません。
恋人へ頼むことと、ほかの支えにつながることを両方選べる
恋人に話を聞いてもらう、連絡を少し減らす、相談先を一緒に探す。どれも選べますが、恋人一人に不調の解決を任せなくても大丈夫です。次のように、自分が頼みたい役割を伝えられます。
相手が今は対応できない場合も、頼んだことが間違いだったとは限りません。身近な別の人、医療機関、相談窓口などへつながる方法を選べます。日本国内の電話・SNS等の相談先は、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で探せます。受付時間や利用条件は各窓口の案内を確認してください。
自分を傷つけそう、今すぐ身の安全を保てないという場合は、恋人の返信や英語の完成を待たず、今いる地域の緊急窓口や救急医療へ連絡してください。
送る文を選ぶときは、「今の状態を小さく言い過ぎていないか」「できない約束が入っていないか」「頼みたいことが一つ伝わるか」を見ます。今日は短い一文だけ、詳しい話は別の日、という分け方もできます。