サンプル評価をして、正式に購入できるようになりました。見積もりを依頼したいのですが、英語メールの書き方を教えてもらえませんか?
いいよ。じゃあ今日は、見積もり依頼の英語メールの例文を紹介しよう。
ここから読む
見積もり依頼の英語メールの例文①
サンプルを評価試験して合格、見積もりに進む場合の英語メールの例文だよ。
Title: Request for quote for IKE12, IKE32, MEN13
Dear 〇〇,
Thank you for the samples. We are pleased to inform you that the samples passed our evaluation tests without any problem.
We would like to place an order for the three items.
- IKE12 x 300 pcs
- IKE32 x 300 pcs
- MEN13 x 200 pcs
- Trade terms: CIF Tokyo by sea
We would like to have them by the end of September.
We would appreciate it if you could send us a quote on Ex-works basis.
Best regards,
署名
件名:IKE12, IKE32, MEN13のお見積り依頼
〇〇様
サンプルをありがとうございました。サンプルは評価試験に無事に合格したことを喜んでお知らせいたします。
次の3つのアイテムの発注を進めさせていただきます。
- IKE12 x 300個
- IKE32 x 300個
- MEN13 x 200個
- 貿易条件:CIF 東京(海上輸送)
これらは9月末までにいただければありがたいです。
お見積りをEx-worksベースで送付いただけるとありがたいです。
署名
押さえておきたいポイント
- サンプルの良しあしを報告する
- 注文したい旨の連絡をする
- 見積もりを依頼する
見積もり依頼のときは、かならず次の項目を確認するようにしよう。
- アイテムのモデルNo.(もしくは図面)= Model No.
- 数量 = Qty (Quantityの略)
- 納期 = Deliveryもしくは Lead time
- 単価 = Unit priceまたはprice
- 貿易取引条件 = Trade terms (単価に合わせて書かれる場合もある)
これらの項目は、見積もりの都度必ず確認する必要がある。
貿易取引条件について
貿易取引条件ってなんですか?
貿易取引条件は、上でいうところの「on Ex-works basis」という部分だね。インコタームズという国際的に貿易取引条件を決めている国際規約があるんだ。
Ex-worksはその中の一つで、「工場渡し」という意味だ。
とたえば、上の例文だと「相手の工場を出た後の費用とリスクは全て池免コーヒーが負担するよ」という意味を表している。
他にもいろいろあるから、後日まとめて紹介しよう。
見積もり図面について
図面っていつ必要になるんでしょうか?
今回はカタログに載っているような商品なので、図面はいらないケースだ。
ただ世の中にはカタログにはなくて、受注してから生産するタイプのカスタム製品を販売する会社もある。その場合だと見積もりには図面が必要になるんだ。
見積もり依頼の英語メールの例文②
サンプルなどなしに、いきなり見積もり依頼する場合の英語メール例文だよ。
Title: Request for quote for IKE12 and MEN13
Dear 〇〇,
I hope this email finds you well.
Could you quote the following item:
- Model No.: IKE12 and MEN13
- Qty: 300 pcs per each
- Unit Price:
- Lead time:
* Quotation shall be based on Ex-works.
We look forward to receiving your reply shortly.
Best regards,
署名
件名:IKE12とMEN13のお見積り依頼
〇〇様
お世話になっております。
以下のアイテムのお見積りをお願いいたします。
- モデルNo.:IKE12とMEN13
- 数量:300個ずつ
- 単価:
- 納期:
*見積もりはEx-worksベースでお願いします。
早急なお返事をお待ちしております。
署名
押さえておきたいポイント
- あいさつ文
- 見積もりを依頼する
- 結びの言葉
とってもシンプルだけど、普段の見積もり依頼ならこれでバッチリだよ。
見積もりは英語で次のようにいうよ。
- quote
- quotation
- estimate
quoteもestimateも動詞としても使えるので、Please quote / estimate~で「~を見積もりしてください」というようにも使える。
quoteは通常定価のある見積もりに使い、estimateはオーダーメイド品とか建築など概算金額しかわからない概算見積もりに使う。
We are considering purchasing some of your products.
貴社の商品をいくつか購入検討しております。
Could you give us a quotation for 200 pcs of IKE12?
IKE12x200個のお見積りをいただけますでしょうか。
quotation / estimate for 個数=〇個見積もりする。
Could you let us know about the price and lead time of Product A.
プロダクトAの価格と納期を教えてください。
Could you pelase give us your quotation for the following items?
以下のアイテムをお見積りいただけますでしょうか。
見積もりを価格と納期ということもできるよ。ただし、支払条件や貿易取引条件など他に聞くこともあるので、リピート品に使うようにしようね。
place an order=発注する
まとめ
見積もり依頼は購買職、調達部門にとって毎日のように何回もすることだ。
情報が足りていないと何度もやり取りが発生してしまうので、見積もり依頼の英語メールの例文を参考にメール作成してみてほしい。