友達の夕食会にMaybeと言ったら、自分の分も席が予約されていた。「まだ分からない」のつもりが、「たぶん来る人」として数えられていた。そんなすれ違いは、行きたい気持ちと、参加を確定できるかを分けると説明しやすくなります。

「行けたら行く」は I might be able to come. と言えます。ただ、人数を決める誘いなら、I’ll let you know by Friday.(金曜までに返事するね)のように、確定する期限も添えます。期限までに決められない場合は、席を取らないでもらうことまで伝えれば、相手が準備を進められます。

maybeとprobablyは、参加確定のyesとは分ける

maybeは「もしかしたら」、probablyは「おそらく・たぶん」という見込みを表します。ただし、どちらも、それだけで予約人数への追加を確定する返事にはなりません。「maybeなら50%」「英語のmaybeは全部断り」と決めず、今回参加するかどうかを確認します。

今の返事英語の例人数を決める前に
参加すると決めたYes, I’ll be there. Count me in.参加者として数えてよいと伝える
行けそうだが未確定I’ll probably be able to come, but I need to check.確認後に返事を確定する
まだ分からないI might be able to come. I’m not sure yet.いつ分かるか、待ってもらえるかを話す
今回は行かないI can’t make it this time.参加を待つ必要がないと分かるようにする

上の表は確率の目盛りではなく、予定を立てるための返事の区分です。Probablyと前向きに答えていても、まだ確認が必要なら、その部分を省かず伝えます。Cambridgeの説明でも、maybeはperhapsと同じ意味を持つ副詞とされています。

I’ll come if I can.も「行けたら行く」と言えますが、この一文だけでは、いつ確定するか、席を確保してほしいかが分かりません。また、行かないと決めているのにmaybeを選ぶと、相手が返事を待ち続けることがあります。その場合は、断る返事に切り替えます。

まだ予定が分からないなら、返事の期限と席の扱いをセットにする

仕事のシフトが出る前など、今は本当に答えを出せない場面があります。無理にyesと言うより、何を確認中なのか、いつまでに連絡できるかを短く伝えます。

シフト待ちで参加を保留する
I'd like to come, but I'm still waiting for my work schedule. Can I confirm by Friday evening? If you need a final number before then, please book without me.

行きたいけれど、まだ仕事のシフトを待っているんだ。金曜の夕方までに返事してもいい?それより前に人数を確定する必要があるなら、私を入れずに予約してね。

I’d like to comeは行きたい気持ち、Can I confirm by…?は期限の相談です。最後のbook without meが、間に合わない場合の扱いを明確にしています。予約に入れなくてもらったあとで行けることになっても、席が増やせるとは限りません。

「金曜の夕方」の幅が気になる予約なら、by 6 p.m. on Fridayと具体化できます。遠隔地の友達と話す場合は、どちらの現地時刻かも添えます。相手がもっと早い返事を必要としているなら、自分の都合だけで締切を延ばしたことにはせず、今回は人数から外してもらう選択もできます。

一方、出入り自由の集まりでは、その場で参加を決めてもよい場合があります。その場合も、主催者に「いつでも参加してよい」と言われているかを確かめてから、次のように返せます。

自由参加と分かっている集まりで
I might stop by after work, but I can't promise. Please don't wait for me.

仕事のあとに顔を出せるかもしれないけど、約束はできないんだ。私のことは待たないでね。

stop byは、少し立ち寄るときに使える表現です。これは人数確定が必要な夕食の予約に、そのまま当てはめる返事ではありません。予約席や食事の準備があるかで、必要な返事が変わります。

相手からmaybeと言われたら、本心を読むより確認する

Maybeだけでは、本当に予定が未定なのか、断りにくくて曖昧にしているのかは決まりません。「来たくないんでしょ」と問い詰める代わりに、人数を確定したい理由と、必要な期限を伝えます。

予約人数を確定する会話
A: I need to book the table on Thursday. Could you let me know by noon that day? If you're still unsure, I'll leave you out of the booking.
B: Thursday is too soon for me to confirm. Please book without me this time.
A: Okay, thanks for letting me know.

A:木曜に席を予約する必要があるんだ。その日の正午までに返事をもらえる?まだ分からなければ、予約人数には入れないでおくね。
B:木曜までには決められないな。今回は私を入れずに予約してね。
A:分かった。教えてくれてありがとう。

この会話では、Bを参加へ押し切ることより、木曜に何人で予約できるかを決めています。返事がなかった場合も人数に入れない運用にしたいなら、If I haven’t heard from you by then, I’ll book without you.(その時刻までに返事がなければ、あなたを入れずに予約するね)と、事前に伝えられます。

国籍からmaybeの「重さ」を決めると、本人が話せる事情を聞き逃すことがあります。今回の返事を待てる期限と、その後の予約の扱いを言葉にすれば、国ごとの断り方を推測しなくても予定を決められます。

直前キャンセルには、連絡を受け取ったことと困ったことを分けて返す

未確定だった返事がnoになることと、参加を約束したあとで取り消すことは違います。後者では、既に移動や予約の準備が進んでいる場合もあります。まず変更を受け取ったと返し、必要ならその影響を続けます。

今回は問題なく受け止められるとき
Thanks for letting me know. No worries—we'll go ahead without you. Hope we can catch up another time.

知らせてくれてありがとう。大丈夫だよ。今回は先に予定どおり進めるね。また別のときに話せたらうれしいな。

No worriesは「気にしないで」という気持ちで返せるときに選びます。困っているのに、必ずこの言葉を足す必要はありません。また、上のanother timeは具体的な別日の約束ではありません。まだ次に会う気持ちが決まらない場合は、最後の一文を外せます。

もう準備を進めていて困ったとき
Thanks for telling me. I'd already arranged my evening around our plan, so the late change is difficult for me. Next time, please let me know as soon as you realize you can't make it.

教えてくれてありがとう。今夜はこの予定に合わせて段取りをしていたので、直前の変更は困るんだ。次からは来られないと分かった時点で知らせてほしい。

相手を「いつも適当な人」と評価する代わりに、今回の影響と、次にほしい連絡を伝えています。予約の変更が必要なら、その手続きや人数確認も別途行います。キャンセル料がある場合は、事前の約束や店の条件を確認し、誰が負担するかを当然のこととして決めつけず話します。

まだ来るつもりで、単に到着が遅れる連絡だった場合は、参加可否を最初から決め直す話とは異なります。到着幅や待つ時刻の相談は、時間感覚の違いを英語で話す表現で確認できます。

保留や取消が続くなら、次は確定できる側から誘ってもらう

一度の変更だけで、会いたくないのだと決める必要はありません。ただ、毎回こちらが席を押さえ、返事を待ち、変更に対応しているなら、次回の決め方を変えられます。

次の具体案を相手に任せる
I'd still like to see you. This time, could you suggest a day once you know you're free? I'll check my schedule then.

また会いたいとは思っているよ。今回は、空いている日がはっきりしてから、あなたのほうで候補を出してもらえる?そのときに私も予定を確認するね。

これは「あなたの候補日なら必ず空ける」という約束ではありません。候補が来てから、自分も参加できるかを確認する返事です。今は次の予定を作りたくないなら、I’m going to hold off on making another plan for now.(今は、次の予定を立てるのをいったんやめておくね)と伝えられます。

「行けたら行く」を送る前に、今回の誘いが人数を決めるものかを見てみてください。人数が必要なら、参加が未確定であること、返事を出す期限、間に合わなければ予約から外してよいこと。この3点が分かれば、行きたい気持ちを残しながら、相手を待たせ続けない返事になります。