

結論
謝られてもまだ許せないときは、Thank you for apologizing. I’m not ready to forgive you yet. I need some time to process what happened. I’ll contact you on Sunday.(謝ってくれてありがとう。でも、まだ許す準備ができていません。起きたことを整理する時間が必要です。日曜日に私から連絡します)と伝えます。順番は謝罪を聞いた→今の結論→必要な時間・条件→次の連絡です。謝罪への返事は、許し、信頼の回復、和解、交際継続の約束ではありません。今決められないことを約束せず、相手が結論を急がせる場合は同じ境界線を短く繰り返します。
「謝罪を聞いた」と「許した」を分けて伝える
返事をしたいものの、I forgive you.とはまだ言えないなら、謝罪という行動だけを認めます。Thank you for apologizing.は「謝ってくれてありがとう」であり、続けて現在地を明示できます。
yetは「今の時点では」を表しますが、将来必ず許すという保証ではありません。誤解を減らすなら、I can’t promise what I’ll decide.(どんな結論になるかは約束できない)も加えます。
許す・信頼する・和解する・関係を続けるは別の判断
Cambridge Dictionaryはforgiveを、相手がしたことについて責めたり怒ったりするのをやめることとして説明しています。一方、American Psychological Associationは、許しを和解や免責と同じものではないとしています。会話でも、次の四つを一度に決める必要はありません。
| 判断 | 確認すること | 英語の例 |
|---|---|---|
| 謝罪を聞く | 謝罪が届いた事実だけ | Thank you for apologizing. |
| 許す | 今、許す準備があるか | I’m not ready to forgive you. |
| 信頼を戻す | 言葉ではなく行動を見られるか | Trust will take time to rebuild. |
| 関係を続ける | 交際・連絡・会うことを望むか | I haven’t decided what this means for us. |
「謝罪を受け入れる」と「許す」の言葉上の境界は、話者によって使い方が異なります。曖昧なI accept your apology.だけに頼らず、自分が今できる判断を具体的に続けてください。
4ステップ:受領→現在地→必要条件→次の連絡
| 段階 | 役割 | 使える英語 |
|---|---|---|
| 1. 受領 | 謝罪を聞いたと伝える | Thank you for apologizing. |
| 2. 現在地 | まだ許していない | I’m not ready to forgive you yet. |
| 3. 必要条件 | 時間・情報・行動を一つ示す | I need time and consistent change. |
| 4. 次の連絡 | 連絡日または連絡しない範囲 | I’ll contact you next Sunday. |
すべてを一通に入れる必要はありません。まず返事だけ送り、落ち着いてから必要条件を話すこともできます。次の連絡日は、許す期限ではなく、状況を確認する日です。
時間が必要なときは「距離」と「再連絡」を分ける
I need space.だけでは、連絡を完全に止めるのか、緊急連絡はよいのか、いつまでかが分かりません。期間を決められるなら日付を、決められないなら連絡の主導権を示します。
if and whenは「もし、そしてその時が来たら」で、再連絡を保証しません。一般的な距離の置き方や一人時間の相談は、恋人に一人の時間がほしいと伝える英語で扱っています。この記事では、謝罪後でまだ許せない場面だけに絞ります。
時間だけでなく、信頼を戻す行動が必要なとき
「反省して」と抽象的に言うより、再発を防ぐために確認したい行動を一つ示します。ただし、相手を監視したり、無期限の試験にかけたりするのではありません。行動を見ても関係を続ける保証はできない、と分けて伝えます。
相手がしたことへの責任をどう謝るかは、「傷つけてごめん」を英語で伝える記事へ委ねます。ここでは謝る側の作文ではなく、受け取る側が今の判断を返す記事です。
「謝ったのに」と急かされたときの返し方
謝罪は、相手が許しを即答するための交換条件ではありません。同じ説明を長く重ねず、現在地と会話を止める条件を短く繰り返します。
同じ関係へ戻ると約束できないとき
許す可能性を残すことと、交際を続けることは別です。別れを決めたなら曖昧にせず伝えます。まだ決めていないなら、希望を持たせるWe’ll be okay.やWe’ll get through this.を約束として使いません。
別れの結論、実務連絡、今後の境界線をまとめる場合は、別れ話を中心に扱う記事で詳しく扱います。ここでは「まだ許せない」という返答を、別れの宣告と自動的に結びつけません。
危険・脅し・繰り返す被害では再会を約束しない
Planned Parenthood Torontoの境界線ガイドは、境界線が聞き入れられない心配がある場合、支援者に会話の場所を知らせる、同席を頼む、前後に支援を得るなどの安全策を挙げています。また、謝罪後も関係が変わる・終わる、回復に長い時間がかかる、修復できないことがあると説明しています。
断った後も連絡が続くときは、しつこい英語メッセージを止める手順を使い、返信を続ける段階から記録・通報・ブロックへ移ります。
避けたいNG:許しを報酬や罰にしない
無視を罰として使うのも避けます。返事を止めるなら、可能で安全な範囲で「今は連絡しないで」「私から連絡する」と境界線を一度示します。危険な相手には説明を増やさず、安全行動を優先します。
そのまま使える会話スクリプト
You: Thank you for apologizing. I’m not ready to forgive you, and I need a week without contact to think.
Partner: Does that mean we’re over?
You: I haven’t decided. I’ll contact you next Friday, but that isn’t a promise that I’ll be ready to forgive or continue the relationship.
あなた:謝ってくれてありがとう。まだ許す準備ができていないし、考えるために一週間、連絡のない時間が必要です。
相手:それは、もう終わりってこと?
あなた:まだ決めていません。来週の金曜日に私から連絡しますが、その日に許したり、関係を続けたりすると約束するものではありません。
4欄シートで自分の返事を作る
| 欄 | 自分で書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 謝罪の受領 | 聞いたことだけ認める | Thank you for apologizing. |
| 現在地 | 許せる/まだ/分からない | I’m not ready to forgive you. |
| 必要なもの | 時間・情報・行動を一つ | I need one week without contact. |
| 次の接点 | 日付・自分から連絡・連絡終了 | I’ll contact you next Friday. |
完成形は、Thank you for apologizing. I’m not ready to forgive you. I need one week without contact. I’ll contact you next Friday.です。【1語置換】one weekをthree days / two weeks / more timeへ、contactをrelationship discussions / callsへ置き換えます。
【2ターン練習】相手役に①分かったと受け止める、②いつ許すのか尋ねる、③「謝ったのに」と反論する、の三通りで返してもらいます。②には期限を約束せず、③にはMy answer is still the same.と一度だけ繰り返して会話を閉じます。
返事を送る前のチェックリスト
- 謝罪を聞いたことと許したことを混ぜていない
- 今決められない関係継続を約束していない
- 次の連絡日は「許す期限」ではないと分かる
- 時間・情報・変化のうち、今必要なものを一つ示した
- 愛情の証明や無期限の試験を条件にしていない
- 相手を罰するためではなく、自分の判断を守る境界線になっている
- 危険や反復被害がある場合、再会より安全と第三者支援を優先した
よくある質問
I can’t forgive you yetは「いつか必ず許す」という意味ですか?
必ず許すという約束ではありません。yetは今の時点で準備がないことを示します。期待を残したくない場合は、I can’t promise that I’ll be able to forgive you.(許せるようになるとは約束できない)を足します。
Thank you for apologizingと言うと、謝罪を受け入れたことになりますか?
謝った行動を認める文として使えます。ただし「受け入れる」「許す」の解釈は人によってずれるため、I’m still hurt.やI’m not ready to forgive you.を続けて現在地を明示します。
どのくらい時間を置けばよいですか?
全員に共通する期間はありません。決められるなら「次に状況を確認する日」を置き、許す締切にはしません。決められないなら、I’ll reach out if and when I’m ready.として、再連絡を約束しない選択もできます。
許せないなら、すぐ別れるべきですか?
「まだ許せない」だけで結論は決まりません。許し、信頼、和解、交際継続を分けて考えます。ただし、危険、脅し、監視、反復する境界線侵害がある場合は、一人で関係修復を進めず、安全確保と専門的な支援を優先してください。
参考にした英語・関係支援資料
- Cambridge Dictionary「forgive」(責める・怒ることをやめるという語義)
- American Psychological Association「Forgiveness」(許しは和解・免責と同一ではないという整理)
- Planned Parenthood Toronto「Boundaries」(境界線を伝える際の支援、安全策、謝罪後も関係が変化・終了し得るという案内)
ここでは、誰かを許すべきか、関係を続けるべきかを決めるものではありません。英語で現在地を明確にし、急いだ約束を避け、安全に判断できる余白を作るための会話設計です。
まとめ
謝られてもまだ許せないときは、謝罪を聞いた→今は許せない→必要な時間・条件→次の連絡の順に伝えます。基本文はThank you for apologizing. I’m not ready to forgive you yet. I need some time to process what happened.です。
返事をしたことは、許し、信頼回復、和解、交際継続の約束ではありません。次の連絡日は許す期限にせず、相手が急かすなら説明を増やさず境界線を繰り返します。危険や繰り返す被害がある場合は再会を約束せず、安全な場所、信頼できる人、地域の相談・緊急窓口へつながってください。

