

結論
個人情報を聞かれたときの基本は、I don’t share my home address or workplace with people I’ve just met. We can keep chatting here.(会ったばかりの人には住所や勤務先を教えていません。ここで話を続けられます)です。対象を言う→共有しない方針→必要なら代替→終了の4段階で返します。本名、住所、勤務先・学校、日課、ライブ位置情報は初期の会話に必要ありません。電話・SNSは自分が安心した時に選べます。身分証、金融情報、パスワード、認証コードを求められたら代替を出さず会話を止めます。すでに共有した場合は、相手に削除を説得するより、何を渡したかを確認し、公式のプライバシー・アカウント・被害相談手順へ切り替えます。
断る対象・方針・代替・終了の4段階
「個人情報」と大きく言うだけでは、相手が何をやめるべきか分からないことがあります。今聞かれた一項目を指定し、自分の方針として答えます。代替は、会話を続けたい場合だけ一つ出します。
| 段階 | 役割 | 英語 |
|---|---|---|
| 1. 対象 | 住所・勤務先などを特定 | my address / my workplace |
| 2. 方針 | 今は共有しない | I don’t share that yet. |
| 3. 代替 | 安全にできる接点だけ | We can keep chatting here. |
| 4. 終了 | 繰り返しや違和感で閉じる | I’m ending this conversation. |
I don’t share…は方針を伝えるため、相手の人柄を断定しません。会話を続けたくないなら、代替の文を省いて終了できます。
personal information・personal details・privateの使い分け
personal informationは、氏名、住所、連絡先など個人に関する情報を広く指します。personal detailsも同様に、具体的な個人情報という意味で使えます。privateは「私的なので共有しない」という本人の境界を表す形容詞です。
I’d rather…は希望をやわらかく述べます。相手がすでに押してくる場合は、I don’t share that.と短くして構いません。「privateと法的に分類できるか」を説明する必要はなく、自分が共有しない範囲を決められます。
情報別の判断表:広い答え・共有しない・会話を止める
すべてを同じ危険度と断定しません。ただし、一つでは広い情報でも、勤務先、最寄り駅、日課、写真を組み合わせると場所や生活を絞れることがあります。相手ごとではなく、情報の組み合わせも見ます。
| 聞かれた情報 | 初期の選択 | 代替例 |
|---|---|---|
| フルネーム | 共有しなくてよい | アプリで使う名前だけ |
| 住所・部屋・最寄り駅 | 正確な場所は共有しない | 公共の待ち合わせ場所 |
| 勤務先・学校・日課 | 特定できる情報を共有しない | 業界・専攻を広く話す |
| 電話番号・SNS | 安心できる時に本人が選ぶ | アプリ内会話を続ける |
| ライブ位置情報 | 初期の相手へ送らない | 公開の集合場所だけ |
| 身分証・金融・認証コード | 送らず会話を止める | 代替を出さない |
Tinderの現行Safety Tipsは、知らない相手へ自宅・勤務先住所や日課を共有せず、相手を知る間はプラットフォーム上で会話を続けるよう案内しています。これは安全を保証する規則ではなく、急いで情報を渡さない選択を支える材料です。
本名を聞かれたら、偽の身元を作らず範囲を伝える
フルネームを教えたくない場合、架空の経歴を重ねるより、アプリで使う名前だけにすると伝えます。本人確認の仕組みがあるサービスでは、運営へ提出する情報と、マッチ相手へ見せる情報は別です。サービスの規約と表示設定を確認します。
You: I understand, but I’m still not sharing my full name.
あなた:分かりました。でも、私はまだフルネームを共有しません。
相手が先に情報を渡したことは、同じ情報を返す義務を作りません。相手の情報が正確かどうかも、この場では確認できません。
住所・最寄り駅・迎えの提案は、公共の集合場所へ変える
会う予定を立てるために自宅住所は必要ありません。相手が「迎えに行く」と提案しても、自分で移動できる公共の場所を選べます。正確な住所を断りながら、会う意思の有無は別に伝えます。
公共の場所を提案することは、会う同意を自動的に作りません。まだ会いたくない場合は、I’m not ready to meet in person.と別に伝えます。会うこと自体を断る文はマッチングアプリで会うのを断る英語が担当します。
勤務先・学校・日課は、広い分野だけ返せる
会話を続けたいなら、会社名ではなく業界、学校名ではなく専攻、正確なシフトではなく「不規則」のように広い答えへ変えられます。答えたくなければ、代替も不要です。
広い答えにも不安がある職業や状況なら、I prefer not to discuss work yet.(まだ仕事の話はしないでおきたい)で終えて構いません。
電話番号・SNSは「まだ」「ここで続ける」「交換しない」を選ぶ
連絡先の交換は、関係が進んだ証明でも礼儀でもありません。自分が安心した時に、どの手段なら管理しやすいかを選びます。アプリ外へ出ると、プラットフォームの記録・通報・安全機能の範囲が変わる場合があるため、現行の公式案内を確認します。
一度SNSを教えた後でも、フォロー解除、公開範囲変更、ブロックを選べます。「前はよかった」という事実は、今後もアクセスを許す約束ではありません。
ライブ位置情報・写真の背景は、連絡先と別に確認する
電話番号を交換したことは、現在地を共有する同意ではありません。写真には名札、郵便物、窓からの景色、位置情報などが含まれる場合があります。送る前に写り込みとメタデータ、投稿範囲を確認します。
友達同士の写真送付とSNS公開の許可は「写真送るね」を英語で伝える記事で扱っています。ここでは自分の場所を特定する情報の断りだけを扱います。
身分証・金融情報・認証コードは、会話の代替を出さない
「本人確認のため」「信頼の証明」「送金を受けるため」と言われても、パスポート・免許証などの身分証、銀行・カード情報、パスワード、PIN、認証コードを相手へ送りません。サービス運営からの正規手続きに見える場合も、相手が送ったリンクを使わず、公式アプリや自分で確認した窓口から確かめます。
送金、投資、ギフトカード、認証コードなど詐欺要求への対処はマッチングアプリ詐欺を疑う英語で詳しく説明しています。ここでは、個人情報を断り、必要なら会話を終えるまでの切り替え方を示します。
断った後も聞かれたら、説明ではなく段階を上げる
最初の質問だけでは、相手がこちらの線を知らなかった可能性があります。しかし、一度断った後に理由を崩そうとする、別の情報へ言い換える、愛情や信頼を試す場合は、説明を増やしません。
You: Trust doesn’t require me to share information I’m not comfortable sharing.
あなた:信頼は、共有したくない情報を渡すことを必要としません。
繰り返す接触への最終通知、証拠保存、通報、ブロックはしつこい英語メッセージへの断り方で扱っています。危険があれば警告文を飛ばして構いません。
すでに共有した後は「情報×アクセス×危険」で切り替える
共有した自分を責めるより、今できることを情報別に整理します。すべてを一括で「パスワード変更」するのではなく、その情報が何へアクセスできるかを確認します。
- 情報:何を、いつ、どのアカウントへ送ったかを安全に記録する
- アクセス:SNS公開範囲、位置情報、ログイン、金融・身分証への影響を分ける
- 保護:公式アプリ・サイトから設定変更、認証強化、関係機関への連絡を行う
- 記録:脅しや反復がある場合は、通知や端末の安全に配慮して保存する
- 危険:居場所や勤務先に関わるなら、信頼できる人と安全計画・相談先を決める
米国FTCのIdentity Theft案内は、個人・金融情報が本人の許可なく使われる例と、強いパスワード、多要素認証、被害時の公式回復手順を示しています。手続きは国と情報の種類で異なるため、日本や所在地では該当する発行機関・金融機関・公的相談の現行手順を使ってください。
相手に「削除した」と言わせても、複製がないことは確認できません。会話より、自分が管理できる設定と公式機関の対応へ移ります。
会話スクリプト:勤務先とSNSを一つずつ断る
【会話スクリプト】マッチした相手が勤務先とSNSを聞き、結がアプリ内での会話だけを残す場面です。
Yui: I work in healthcare, but I don’t share my employer or work location with new matches.
結:医療関係で働いていますが、新しくマッチした人には勤務先や職場の場所を教えていません。
Yui: I keep social media private too. I’m happy to keep talking through this app, but I won’t share another contact method.
結:SNSも非公開にしています。このアプリでなら喜んで話しますが、別の連絡方法は共有しません。
相手が受け入れれば、アプリ内で話を続けられます。さらに別の情報を要求するなら、同じ方針を繰り返すか会話を終えます。相手を納得させることを成功条件にしません。
避けたいNG対応
| NG | 問題 | 切替 |
|---|---|---|
| 長い家庭事情で断る | 新しい情報と反論材料を渡す | 共有しない方針だけ |
| 一つ断る代わりに別の私的情報を渡す | 情報の組み合わせが増える | アプリ内会話など低開示の代替 |
| 信頼させるため身分証を送る | 重要情報を相手へ渡す | 運営の正規本人確認だけ |
| 削除を証明させるため会話を続ける | 接触と圧が続く | 公式の保護・通報・相談 |
練習:情報ごとに一文と代替を決める
- 本名、住所、勤務先、電話、SNS、位置情報から、今共有しない物を選ぶ
- I don’t share…へ一項目を入れる
- 会話を続けたい場合だけ、アプリ内・公共場所など代替を一つ足す
- Please stop asking.と終了文も声に出す
- 共有済み情報があれば、情報・アクセス・公式窓口をメモする
【1語置換】workplaceをfull name / home area / phone number / social media / live locationへ置き換えます。【2ターン練習】相手役には、①すぐ尊重する、②理由を聞く、③信頼の証明を求める、の三通りで返してもらい、説明を増やさず同じ方針へ戻します。
送る前・送らないと決める前のチェックリスト
- 今聞かれた情報を一つ特定して断った
- 相手の悪意を証明せず、自分の共有方針として伝えた
- 代替は会話を続けたい場合だけ一つにした
- 住所・勤務先・学校・日課・写真の組み合わせを見た
- 身分証・金融情報・パスワード・認証コードは送らない
- 繰り返し、脅し、オフライン接触では英文より安全確保を優先する
- 共有済みなら、相手との交渉より公式の保護手順へ移る
よくある質問
I’d rather not say.は個人情報を断る英語として自然ですか?
自然です。「それは言わないでおきたい」という短い返答です。何度も聞かれる場合は、I don’t share my address. Please stop asking.のように対象と終了を明確にします。
電話番号やSNSはいつなら交換してよいですか?
全員に共通する回数や日数はありません。自分が安心し、公開範囲やブロック方法を理解し、アプリ外へ移る必要があると本人が判断したときに選べます。交換しない選択も残ります。
相手が先に住所や本名を教えたら、こちらも答えるべきですか?
義務はありません。相手が自分で情報を渡したことは、こちらの同意になりません。I understand, but I still keep mine private.と同じ方針を返せます。
もう個人情報を送ってしまいました。相手に削除を頼むべきですか?
安全に一度頼める状況もありますが、削除の返事だけで保護完了とは考えません。何を共有したか、どのアクセスへ影響するかを確認し、サービス・金融機関・発行機関など該当する公式手順を優先します。脅しや居場所への接触があれば、返信せず支援へ相談します。
まとめ:情報を渡さず、会話だけ残す選択ができる
- 対象・共有しない方針・必要なら代替・終了の4段階で返す
- 本名、住所、勤務先、学校、日課、位置情報は広い答えか非開示を選ぶ
- 電話・SNS交換は本人の判断で、アプリ内会話を代替にできる
- 身分証・金融情報・パスワード・認証コードは送らず会話を止める
- 共有済みなら、相手の説得より情報×アクセス×危険に合う公式手順へ移る
まず、自分が今共有しない情報を三つ選んでください。I don’t share my [address / workplace / phone number] yet.と声に出し、会話を続けたい場合だけWe can keep chatting here.を足します。理由を増やさず言える一文が、情報を渡す前の停止ボタンになります。
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