真中 結
付き合って半年になる相手から、そろそろ家族に会ってほしいと言われていて。嫌なわけじゃないんです、本当に。ただ、私の中でまだ心が追いついていなくて…。この前 I’m not ready. って伝えたら、相手の表情が固まって「じゃあ、僕のことそんなに好きじゃないってこと?」と返されてしまいました。そんなつもりはまったくなかったのに。「嫌ではない、でもまだ」って、英語でどう言えばいいんでしょうか。

北条 大和
I’m not ready. でも、今は進めないという意思は伝えられています。yet を加えると「今のところはまだ」という時間の含みを出せますが、将来の Yes を約束する言葉ではありません。今日の軸は、今の No を明確にし、将来について本当に言える範囲だけを添えることです。急かされたときの返し方まで、順に見ていきましょう。

結論

「まだ準備ができていない」は、まず I’m not ready for that yet.(それにはまだ準備ができていない) と対象を具体化します。将来そうしたいと本当に思うなら I may want that later, but I can’t promise when.(将来そうしたいかもしれないけれど、時期は約束できない)、急かされたら Please don’t rush me.(急かさないでほしい) と続けられます。今の答えを守るために、将来の Yes まで約束する必要はありません。

結論:not ready yet は「今は進めない」——将来は約束しなくていい

「まだ早い」と伝えたとき、相手が愛情の話として受け取ることはあります。しかし、関係への気持ちと、特定の段階へ進む意思は同じではありません。好きでも今は進みたくないこともあれば、将来についてまだ分からないこともあります。

まず必要なのは、何について今は進めないのかを具体的にすることです。そのうえで、相手への気持ちや将来の希望を本当に言えるなら添えます。前向きな言葉を足して安心させる義務はなく、誤解を完全になくすこともできません。

英語例文
I care about you, and I’m not ready for that step yet.
日本語訳例文
あなたを大切に思っている。でも、その一歩にはまだ準備ができていないんだ。
英語例文
It’s not a no — it’s a not yet. Those are very different things to me.
日本語訳例文
ノーじゃなくて、まだってこと。私にとってこの2つは全然違うんだ。

It’s not a no — it’s a not yet. は、将来その可能性があると自分で思っている場合に使える一文です。ただし、not yet も今この時点では No であり、相手はそれを尊重する必要があります。

まだ準備ができていないの英語フレーズ早見表

まずは全体像から。ペースを守りたいときに使うフレーズを、ニュアンスと使う場面つきでまとめました。丸暗記ではなく「この場面ならこの言い方」という対応をつかむために使ってください。

フレーズニュアンス使う場面
I’m not ready for that yet.それには今のところ準備ができていない対象を明確にする基本形
It’s not a no — it’s a not yet.ノーではなく、今はまだということ将来の可能性を伝えたいとき
I’d like to take it slow.ゆっくり進めたいな全体のペースを伝える
I need a bit more time with this.これにはもう少し時間がほしい特定の話題だけを保留する
I’m ready to talk about it, just not to do it.話すのはいいけど、実行はまだ段階を分けて示す
Please don’t rush me.急かさないでほしいやわらかく制止する
I need you to give me time on this.この件は時間をもらいたい要望としてはっきり伝える
I’ll tell you when that changes.変わったら私から言うね相手に待ち方を示す
Asking again won’t change my answer today.もう一度聞かれても今日は答えは変わらない繰り返されたとき

I’ll tell you when that changes.(変わったら私から言うね)は、変化した場合に自分から話すと伝える表現です。相手に確認を繰り返してほしくないときに使えます。ただし、同棲や結婚のように相手の人生設計にも関わる話では、相手にも待てる期間や関係を続けるかを考える権利があります。必要なら、互いに同意できる時期に状況を話し直します。

I’m not ready yet の基本

ここでは、この表現を支えている2つの要素を押さえます。どちらも単純ですが、抜けると伝わり方が大きく変わります。

ready が指す範囲の広さ

英語の ready は、心の準備・生活の準備・時期の巡り合わせなど、幅広い事情に使えます。範囲が広いため、そのまま言うと何についての話か分かりにくいことがあります。

何について ready でないのかを一言添えると、話を具体化できます。ready to meet your familyready to decide のように対象を示しましょう。話すことならできるなど、本当に可能な範囲があれば同時に伝えられます。

英語例文
I’m not ready to meet your family yet. I am ready to hear all about them, though.
日本語訳例文
ご家族に会うのは、まだ準備ができてないんだ。でも、ご家族の話はいろいろ聞きたいよ。
英語例文
I’m ready to talk about it — I’m just not ready to decide anything.
日本語訳例文
その話をするのはいいんだ。ただ、何かを決めるのはまだ無理ってだけ。

yet を付けると伝わる温度

yet は「今のところまだ〜ない」という時間の含みを加えます。文脈によっては将来変わる可能性を感じさせますが、I’m not ready yet. だけで「いずれ必ずそうする」と約束したことにはなりません。

将来はそうなりたいという気持ちがあるなら、but I want to be(でも、そうなりたい)を続けられます。まだ分からないなら、I’m not sure whether that will change.(それが変わるかは、まだ分からない)と正直に伝えて構いません。

英語例文
I’m not ready yet, but I want to be. That’s the honest version.
日本語訳例文
まだ準備ができてない。でも、いずれそうなりたいと思ってる。それが正直なところ。

注意したいのは、その気がないのに、将来の Yes を期待させる説明を足さないことです。yet だけで将来を確約するわけではありませんが、but I want to be や具体的な期限を本心でないのに添えると、相手を待たせることになります。

場面別フレーズ

ここからは、関係の進展、同棲・結婚、家族や友人への紹介という3つの場面を見ていきます。共通するのは、今できないことを具体的にし、将来については本当に言える範囲だけを添えることです。

関係の進展を待ってほしい

関係の段階を進める話は、勢いがついていると断りにくいことがあります。今の関係を大切に思っているなら、その気持ちと「今は進めない」という答えを並べて伝えられます。

英語例文
I’m really happy with where we are. Could we stay here a little longer?
日本語訳例文
今の距離感、私はすごく心地いいんだ。もう少しこのままでいられないかな?
英語例文
I care about you, and I’d still like to take this slowly.
日本語訳例文
あなたを大切に思っているし、それでもゆっくり進めたいんだ。

同棲・結婚の話はまだ早い

暮らしや将来に関わる話では、気持ちだけでなく仕事、住まい、家計、家族の事情なども判断材料になります。共有できる範囲で具体的な懸念を伝えると、二人で検討する点が見えやすくなります。ただし、理由を説明して相手を納得させることが、保留の条件ではありません。

英語例文
I want that with you someday. Right now my work situation makes it hard to plan anything.
日本語訳例文
いつかあなたとそうなりたいと思ってる。ただ今は、仕事の状況のせいで何も計画が立てられなくて。
英語例文
Can we keep talking about it without putting a date on it? I’m not there yet.
日本語訳例文
時期を決めずに、話だけは続けていくのじゃだめかな?私はまだそこまで行けてないんだ。

without putting a date on it(時期を決めずに)は、話し合うことと期限を約束することを分ける言い回しです。期限なしでは待てないと相手が感じる場合は、どちらかを説得するのではなく、今後の希望や関係の選択を率直に話し合います。

家族・友達への紹介はまだ

紹介を関係の大きな節目と捉える人もいます。家族側の事情など、相手への気持ちとは別の理由があるなら、その点を共有できます。相手が理由ではないと言い切れない場合は、安心させるために否定せず、今話せる範囲を正直に伝えてください。

英語例文
I’m proud of us. I just need more time before I bring my family into it.
日本語訳例文
私たちのこと、誇りに思ってるよ。ただ、家族を巻き込むまでにはもう少し時間がほしいんだ。
英語例文
This is about my family, not about you. I’d like to introduce you when it’s calmer at home.
日本語訳例文
これは私の家族の事情で、あなたの話じゃないんだ。家のほうが落ち着いたら紹介したい。

急かされたときの返し方

一度伝えたあと、相手が自分の希望や待てる範囲を話したいこともあります。それは保留を覆すための説得とは区別します。同じ答えを何度も求められる場合は、はっきり区切って構いません。

やわらかく伝える

まずは、希望だけを短く置く言い方があります。Please don’t rush me. は丁寧ですが、相手の受け取り方まで保証する表現ではありません。角を立てないことより、今の意思を明確にすることを優先してください。

英語例文
Please don’t rush me. I can’t give you a date right now.
日本語訳例文
急かさないでほしい。今は時期を約束できないんだ。
英語例文
I know you’re excited, and I like that. I just move at a different speed.
日本語訳例文
あなたが楽しみにしてるのはわかるし、それは嬉しいよ。ただ私は進む速さが違うだけなんだ。

はっきり伝える

すでに答えたことを繰り返し尋ねられるなら、回数にかかわらず、やわらげる語を減らして構いません。I need you to … の形で要望を示し、その場のやりとりを終える一文を添えます。

英語例文
I need you to give me time on this. Asking again won’t change my answer today.
日本語訳例文
この件は時間をもらいたい。もう一度聞かれても、今日は答えは変わらないよ。
英語例文
I’ve told you where I am. I’ll tell you when that changes — please let me come to you.
日本語訳例文
私の状況はもう伝えたよね。変わったら私から言うから、そのときまで待ってほしい。

それでも同じ話が続くなら、問題はもう伝え方にはありません。何度言葉を尽くしてもペースが尊重されないときの見分け方は、このあとの「危険サインと助けの求め方」でまとめます。

会話スクリプト:ペースを話し合う

ここまでのフレーズを、ひとつの流れとして見てみましょう。相手が一度は不安を口にする展開にしています。

【会話スクリプト】家族への紹介について、休日の午後に落ち着いて話す場面

英語例文
B: My parents keep asking when they’ll meet you. How do you feel about it?
日本語訳例文
B: うちの親が、いつ会えるのかってずっと聞いてくるんだ。どう思ってる?
英語例文
A: Honestly? I’m not ready yet. But I want to be — that part matters.
日本語訳例文
A: 正直に言うとね、まだ準備ができてないんだ。でも、いずれそうなりたい。そこは大事なところ。
英語例文
B: It’s been six months. Is something wrong with us?
日本語訳例文
B: もう半年だよ。僕たち、何か問題があるのかな?
英語例文
A: Nothing’s wrong. It’s not a no — it’s a not yet. Those are different for me.
日本語訳例文
A: 何も問題ないよ。ノーじゃなくて、まだってこと。私にとってこの2つは違うんだ。
英語例文
B: What would help you get there? I don’t know what I’m waiting for.
日本語訳例文
B: どうなれば行けそう?何を待てばいいのか、僕にはわからなくて。
英語例文
A: Meeting them one at a time, maybe. And I’ll tell you when that changes — please let me come to you.
日本語訳例文
A: 一人ずつ会う形なら、いけるかもしれない。変わったら私から言うから、そのときまで待ってほしい。
英語例文
B: Deal. I’ll stop asking, then. Thanks for telling me instead of just avoiding it.
日本語訳例文
B: 了解。じゃあ、もう聞くのはやめるね。避けるんじゃなくて話してくれてありがとう。

この会話では、Aが It’s not a no — it’s a not yet. と、将来の可能性があるという自分の本心を説明しています。また、please let me come to you と、変化したら自分から話すと伝えています。Bはその希望を受け入れていますが、待つことが難しくなった場合には、Bも自分の限界を別途伝えて構いません。

避けたい曖昧な英語(期待を持たせすぎる言い方)

ここでは、優しさのつもりで言ったのに、かえって相手を長く待たせてしまう表現を3つ取り上げます。どれも文法の誤りではなく、誠実さの問題です。

その気がないのに将来を期待させる

not yet は将来の可能性を感じさせることがあります。今後もその予定がないなら、I don’t want that. のように現在の意思を伝え、待ってほしいとは言わないほうが明確です。まだ自分でも分からないなら、I’m not sure whether that will change. と不確かさをそのまま伝えられます。
英語例文
△ Maybe I’m just not ready yet…(本当はその気がない)→ ◎ I don’t see myself doing that, and I don’t want you waiting on it.
日本語訳例文
△「たぶん、まだ準備ができてないだけ…」→ ◎「自分がそうする姿は思い描けないんだ。それを待たせたくない」

あいまいな期限を口にする

Maybe in a few months? のように、根拠のない時期を答えると、約束として受け取られることがあります。日付を決められないなら、その点を明言しましょう。共有生活に関わる話なら、結論の期限ではなく、状況を確認し直す日だけを二人で決める方法もあります。
英語例文
△ Maybe in a few months? → ◎ I can’t give you a date, but I’ll be the one to bring it up next.
日本語訳例文
△「たぶん、あと数ヶ月かな?」→ ◎「時期は約束できない。でも、次にこの話を出すのは私からにする」

謝罪で埋めてしまう

I’m so sorry, I know I’m terrible… と自分を責め続けると、肝心の希望が曖昧になります。相手の落胆に配慮することと、自分の意思を撤回することは別です。謝罪を重ねる代わりに、今の答えを短く伝えられます。
英語例文
△ I’m sorry, I know I’m so slow about everything… → ◎ Thanks for being patient with my pace. It means a lot.
日本語訳例文
△「ごめんね、私っていつも遅くて…」→ ◎「私のペースに付き合ってくれてありがとう。すごく助かってる」

相手から言われたときの受け止め方

立場が逆になることもあります。相手から I’m not ready yet. と言われたら、まず今の答えを尊重します。理由の説明や将来の Yes を迫ってはいけません。そのうえで、同棲や結婚など自分の生活設計にも関わる話なら、自分が待てるか、関係に何を望むかを落ち着いて伝えて構いません。

英語例文
Thanks for telling me straight. I’d rather hear that than have you go along with it.
日本語訳例文
はっきり言ってくれてありがとう。無理に合わせられるより、そう言ってもらえるほうがずっといい。
英語例文
I won’t pressure you. If I need to talk about what this means for me, I’ll ask for a separate conversation.
日本語訳例文
急かすことはしないよ。これが私にとって何を意味するか話す必要が出たら、別の話し合いをお願いするね。

待つことが難しいなら、それも正直に伝えてよい話です。I respect your answer. I also need to think about what I want long-term.(あなたの答えは尊重する。同時に、私も長期的に何を望むか考える必要がある)のように、自分の選択として話します。これは相手の No を変えるための期限や脅しではなく、互いの希望が両立するかを確認する会話です。

危険サインと助けの求め方(何度伝えても急かされ続けるとき)

ここまでは、話し合いが成り立つ相手を前提にしてきました。ただ、ペースを伝えたあとの反応そのものが、関係の状態を教えてくれることもあります。次のようなことが続くときは、伝え方を工夫する段階ではありません。

  • 何度伝えても同じ話が持ち出され、答えが変わるまで繰り返される。
  • 別れや不利益をちらつかせ、今すぐ答えを変えるよう迫られる。
  • 「普通はもう進んでいる」「前の人はこうだった」と、比較して焦りを作られる。
  • 眠いとき、疲れているとき、お酒が入っているときを選んで持ち出される。
  • 友人や家族を巻き込んで、周囲から説得させようとされる。
  • 断ると強く怒る、長く無視するなど、こちらが折れるまで待つ姿勢を取られる。

こうした状況では、説明を重ねる必要はありません。安全に言えるなら、事実だけを短く言って会話を終える形に切り替えてください。言葉にすると危険が増す場合は、説明せずに離れて構いません。

英語例文
My answer hasn’t changed, and pressure won’t change it. I’m done discussing it tonight.
日本語訳例文
私の答えは変わってないし、押されても変わらないよ。今夜はこの話はもうおしまいにする。

一人で抱えないことも大切です。助けを求めるときは、最初からすべて説明せず、短い一文で今必要な助けを伝える方法があります。

英語例文
I’m being pushed into something I’m not ready for. Can I talk it through with you?
日本語訳例文
まだ準備できてないことを押し進められそうで。ちょっと一緒に考えてもらえる?
英語例文
I don’t feel safe saying no to this. I need someone on my side.
日本語訳例文
これにノーと言うのが怖いんだ。味方になってくれる人がほしい。

断るたびに恐怖を感じる、連絡が止まらない、行動を細かく確認されるといった状況を、一人で調整する必要はありません。身近な信頼できる人、地域のDV・性暴力・ストーカー被害に対応する相談窓口、警察などへ相談できます。今すぐ危険がある場合は、その地域の緊急通報先へ連絡し、安全な場所へ移動することを優先します。

今日からできる練習法

急かされている場面では、言葉を組み立てにくいことがあります。落ち着いているうちに口に慣らしておくと、必要なときに選びやすくなります。次の3つを順に試してみてください。

  • 対象を入れた1文を作る。I’m not ready to ___ yet. の空欄を埋めます。相手への気持ちも本心として伝えたい場合だけ、I care about you, and … を前に加えてください。
  • やわらかい版とはっきり版を言い分ける。Please don’t rush me.Asking again won’t change my answer today. を、同じ話題で切り替えられるようにします。
  • 期限を求められたときの返しを用意する。自分から話すなら I can’t give you a date, but I’ll bring it up if that changes.、共有生活の判断なら Can we check in again next month without expecting a yes? のように、目的に合わせて選びます。
  • 【ロールプレイ課題】次の3場面を、それぞれ英語で3〜4往復ずつ演じてみてください。①家族への紹介を打診され、今は準備ができていないと伝える。将来の可能性があるなら、その範囲だけを添える。②同棲を提案され、今は決められないと伝える。相手は No を受け入れたうえで、自分の長期的な希望を話す。③一度伝えたのに、答えを変えるよう繰り返し迫られる。会話を終え、安全な場所へ移る。相手の反応が怖い場合は、言い直して説得する練習より、離れて助けを求める想定を優先してください。

    よくある質問

    I’m not ready. と I’m not ready yet. は、そんなに違いますか?

    yet を加えると、「今のところはまだ」という時間の含みが強くなります。ただし、「方向は同じ」「将来は必ず Yes」という意味までは保証しません。将来そうしたいならその気持ちを別に伝え、分からないなら I’m not sure whether that will change. と明確にしてください。

    いつまで待ってほしいのか、聞かれたら答えるべきですか?

    無理に日付を答える必要はありません。根拠のない期限は約束として受け取られることがあります。自分の準備だけに関わることなら、変化したら自分から伝えると区切れます。同棲や結婚のように双方の人生設計に関わることなら、結論を約束せずに、状況を話し直す時期だけを合意する方法もあります。

    ready ではない理由を、説明しないといけませんか?

    説明は義務ではなく選択です。理由があると相手は納得しやすいものの、その理由に反論が返ってくることもあります。特に何度も押し返される相手には、理由を減らすほうが伝わります。I’m not ready yet, and I’d like to leave it there for now.(まだ準備ができてないし、今はこの話はここまでにしたい)で十分です。

    相手のペースに合わせたほうが、関係は続きますか?

    関係を続けるために、望まない段階へ進む必要はありません。速度や将来像の違いは、どちらかが正しいという話ではなく、両立できるかを確かめる話です。話し合っても希望が合わない場合、関係を見直す選択もあります。それは相手の No を無視して進めることとは別です。

    まとめ

    「まだ準備ができていない」は、今は進めないという意思です。最後にポイントを振り返ります。

    • 何について準備ができていないのかを具体的にする。相手への気持ちは、本当に伝えたい場合だけ添える。
    • not yet も今の時点では No。It’s not a no — it’s a not yet. は、将来の可能性があると自分で思う場合に限って使う。
    • ready は範囲が広いので、何について ready でないのかを添える。できることも同時に伝える。
    • yet は「今のところまだ」という含みを作るが、将来の Yes を保証しない。本心でない期待や期限を足さない。
    • 急かされたら Please don’t rush me.、繰り返されたら Asking again won’t change my answer today. と区切れる。
    • 自分の準備の話と、双方の人生設計に関わる話を分ける。後者では相手にも自分の希望や限界を話す権利がある。
    • 期限を切られる、比較で焦らされる、断ると怖い思いをするといった状況は、伝え方の問題ではない。信頼できる人や相談窓口に話していい。

    ペースと愛情は同じ尺度ではありません。今日の一文を用意し、今の答えと、将来について本当に言える範囲を分けて声に出してみてください。

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