


結論
送信済みメールの訂正は、Please note a correction to my previous email.(前回のメールに訂正があります)と切り出し、誤りと正しい内容をセットで明示するのが基本です。軽いミスなら Correction: the meeting is on Tuesday, not Monday. のように一文で完結。件名の頭に Correction: を付けると、訂正メールだと一目で伝わります。
訂正メールを英語で伝える基本
送信後に誤りに気づいたときにまず大切なのは、慌てて長い言い訳を書かないことです。訂正メールで相手が知りたいのは「どこが間違いで、正しくは何なのか」の一点だけ。ここを最短で伝えられれば、それで用は足ります。
まず使える結論フレーズ
誤りに気づいたら、迷わず次のどちらかで切り出してください。丁寧さと分かりやすさのバランスが取れた、訂正メールの定番フレーズです。
I’d like to correct a mistake in my earlier email.
先ほどのメールの誤りを訂正させてください。
correction(訂正)は、この場面の中心となる名詞です。Please note a correction は「訂正点にご注意ください」という落ち着いた言い方で、社外にも安心して使えます。もう少しやわらかくしたいなら I’d like to correct a mistake(誤りを訂正させてください)が便利。動詞は correct(〜を訂正する)を使うのがポイントです。
そして軽微なミスであれば、前置きなしで一文だけ送るほうがむしろスマートです。
Correction: と冒頭に置くだけで「これは訂正の連絡だ」と即座に伝わります。続けて A, not B(Bではなくて A)の形で「正しい情報/間違った情報」を並べると、誤解の余地がありません。日時や数字のちょっとした間違いなら、この一文で十分に事足ります。
丁寧度別の言い換え
相手との関係やミスの重さに応じて、切り出し方を3段階で使い分けましょう。いずれも「訂正」という事実をきちんと伝える点は共通です。
| 丁寧度 | 英語表現 | 使う場面 |
|---|---|---|
| カジュアル | Quick correction — it should be Tuesday, not Monday. | 社内・気心の知れた相手 |
| 標準 | I’d like to correct a mistake in my earlier email. | 普段のやりとり全般(迷ったらこれ) |
| フォーマル | Please note a correction to the information in my previous email. | 初めての取引先、目上の相手 |
Quick correction(ちょっと訂正です)は社内向けの軽い言い方。it should be A(正しくは A です)と続けると自然につながります。フォーマルにしたいときは Please note a correction to the information in my previous email. のように the information(内容)を挟むと、より落ち着いた印象になります。
訂正メールの書き方
件名の書き方
訂正メールは、元のメールに返信(RE:)する形で送るのが基本です。相手が元メールとひも付けて読めるので、どの情報の訂正なのかがすぐ分かります。そのうえで、件名の頭に Correction: を付けるのが、英語圏でよく使われる分かりやすい流儀です。
元の件名を活かして頭に Correction: を足すだけで完成します。Correction: の代わりに Corrected:(訂正済み)や Updated:(更新)を使う流儀もあります。いずれにせよ、件名を見ただけで「これは前のメールの訂正だ」と分かるようにしておくのが狙いです。
本文に入れるべき要素
訂正メールの本文は、次の順番で組み立てると迷いません。誤解を防ぐ鍵は、3番目の「どこをどう直したか」を具体的に書くことです。
- 訂正がある旨を伝える(Please note a correction… など)
- 軽くお詫びする(Sorry for the confusion / My apologies の一言)
- 誤りと正しい内容をセットで示す(A, not B の形で明確に)
- 締めの一言(Thank you for your understanding など)
特に3番目が肝心です。The correct date is Tuesday, May 13, not Monday, May 12.(正しい日付は5月12日月曜ではなく5月13日火曜です)のように、正しい情報と誤った情報を並べて書くと、相手はどこを読み替えればよいか一目で分かります。「訂正します」とだけ書いて肝心の中身が曖昧だと、かえって新たな混乱を生むので注意しましょう。
結び・署名前の一文
Sorry for any confusion(混乱させてしまってすみません)は、訂正メールの締めにぴったりの軽いお詫びです。any を入れると「もし混乱させていたら」という控えめなニュアンスになり、深刻になりすぎません。最後に thank you for your understanding(ご理解に感謝します)を添えると、前向きに締めくくれます。
訂正メールの場面別英語例文
日時や数字を間違えた場合
最も多いのが、日付・時刻・金額・数量といった数字の打ち間違いです。全文メールの形で、訂正の型を確認しましょう。
Please note a correction to my previous email. I’m sorry for the mix-up.
The kickoff meeting is on Tuesday, May 13, not Monday, May 12. The time (10:00 a.m.) remains the same.
Sorry for any confusion, and thank you for your understanding.
Best regards,
Yui Manaka
前回のメールに訂正がありますのでお知らせします。取り違えてしまい申し訳ありません。
開始ミーティングは5月12日月曜ではなく、5月13日火曜です。時刻(午前10時)は変わりません。
混乱させてしまい申し訳ありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
真中 結
ポイントは on Tuesday, May 13, not Monday, May 12 と、正しい日付を先に、誤った日付を後に置いていること。さらに The time remains the same.(時刻は変わりません)と、変わらない部分も明記すると親切です。「どこが変わって、どこが変わらないか」がはっきりすると、相手は安心して予定を直せます。
添付・リンクが誤っていた場合
間違ったファイルを添付したり、リンク先を貼り違えたりしたときは、前のメールを無視してもらうことを明確に伝えます。
Here is the correct link: [URL]. Sorry for the confusion.
正しいリンクはこちらです:[URL]。混乱させてしまい申し訳ありません。
Please disregard…(〜は無視してください)は、誤りを取り消したいときの定番フレーズです。Please ignore… も同じ意味で使えます。そのうえで Here is the correct link.(正しいリンクはこちらです)と、必ず正しいものをセットで提示するのが鉄則。「間違いでした」で終わらせず、正解までワンセットで届けましょう。
訂正版を再送する場合
資料そのものに誤りがあり、修正版(revised)を作り直して送るケースです。revised(改訂した)という語が活躍します。
Please use the attached file instead of the previous one.
前回のファイルではなく、添付のファイルをご使用ください。
typo は「タイプミス・誤字」を表すカジュアルながらビジネスでも通じる語です。the revised version(修正版)を送り、Please use the attached file instead of the previous one.(前のファイルではなく添付をお使いください)と、どちらを使うべきかをはっきり指示します。「差し替えてください」を instead of the previous one で表現できると、指示が明確になります。
訂正メールで使える英語フレーズ
そのまま使える短文フレーズ
| 英語フレーズ | 日本語の意味 |
|---|---|
| Please note a correction to my previous email. | 前回のメールに訂正があります |
| I’d like to correct a mistake in my earlier email. | 先ほどのメールの誤りを訂正させてください |
| Correction: it should be A, not B. | 訂正します。BではなくAが正しいです |
| The correct date is Tuesday. | 正しい日付は火曜日です |
| Please disregard my previous email. | 先ほどのメールは無視してください |
| I’m sending the revised version. | 修正版をお送りします |
| Sorry for any confusion. | 混乱させてしまい申し訳ありません |
フォーマルにしたいときの表現
訂正メールでよくある間違い
日本語直訳で不自然になる表現
「メールを直したい」をそのまま訳した口語的すぎる表現です。fix は「(壊れたものを)修理する」の語感が強く、mail は郵便物を指すこともあり曖昧。ビジネスでは ○ I’d like to correct my previous email.(先ほどのメールを訂正させてください)と、correct + email を使うのが自然です。
× The correct is Tuesday.
correct を「正しいもの」という名詞のつもりで使った品詞ミスです。correct は形容詞なので、単独では主語になれません。○ The correct date is Tuesday.(正しい日付は火曜日です)のように、correct の後ろに date などの名詞を必ず置きましょう。
相手に誤解されないための注意点
- 誤りと正解を必ずセットで書く:「間違っていました」だけでは、相手はどう直せばよいか分かりません。A, not B の形で正しい情報まで届けましょう
- 訂正箇所を1点に絞って明示する:あちこち曖昧に触れると新たな混乱を招きます。どこを直したのかをピンポイントで示すのが誤解防止の鍵です
- 謝りすぎない:I’m terribly sorry for my terrible mistake… と深刻に謝ると、かえって重く受け取られます。Sorry for any confusion. の一言で十分です
- 宛先そのものを間違えたときは別対応:本文の内容ではなく送り先ごと間違えた場合は、訂正ではなくお詫びが必要です。詳しくは誤送信のお詫び英語メール例文を参考にしてください
まとめ
テンプレートの使い回し方
訂正メールは、次の3ステップでどんな場面にも応用できます。慌てず、正しい情報を確実に届けることだけを意識しましょう。
- 元メールに返信(RE:)する形で、件名の頭に Correction: を付ける
- 本文冒頭で Please note a correction to my previous email. と訂正がある旨を伝える
- The correct … is A, not B. の形で、誤りと正しい内容をセットで明示する
この型さえ押さえておけば、日時のミスも添付間違いも、落ち着いて訂正できます。大切なのは、正しい情報を一度で確実に伝えきることです。
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