真中 結

真中 結
海外取引先にメールを送ったのですが、まだ返信がありません。
英語で催促したいのですが、失礼にならない書き方はありますか?
北条 大和

北条 大和
返信の催促は、英語ではfollow up を使うとやわらかく伝えられるよ。
「早く返信してください」ではなく、「先日の件について確認です」という形にするのがポイントだね。

英語メールで返信を催促するとき、日本語の感覚で「早く返信してください」と書くと、相手にきつく聞こえることがあります。

ビジネス英語では、催促というよりも、フォローアップリマインドとして丁寧に確認するのが自然です。

この記事では、返信を催促する英語メールの件名、丁寧なフレーズ、期限がある場合の書き方、2回目以降のリマインドまで、ビジネスでそのまま使える例文付きで紹介します。

結論:
返信を催促するときは、まず I wanted to follow up on my previous email. が使いやすいです。

期限がある場合は、We would appreciate your reply by Friday. のように、必要な期日を丁寧に伝えましょう。

返信を催促する英語メールはどう書く?

返信を催促する英語メールでは、次の3点を意識しましょう。

  1. 前回メールの内容を短く示す
    I wanted to follow up on my previous email about…
  2. 相手にしてほしいことを書く
    Could you please let me know…? / Could you please confirm…?
  3. 必要なら期限を書く
    by Friday / by the end of this week / at your earliest convenience

たとえば、次のように書けます。

I wanted to follow up on my previous email regarding the SS project.
SSプロジェクトについて、先日のメールの件で確認のご連絡です。

Could you please let me know your thoughts?
ご意見をお聞かせいただけますでしょうか。

follow up on は、「その後の確認をする」「追って連絡する」という意味です。

日本語の「催促」ほど強く聞こえにくいので、未返信の相手に連絡するときに使いやすい表現です。

返信催促メールの英語件名

返信を催促するメールの件名は、強い言葉よりも、何についての確認か分かる件名にしましょう。

場面件名例
前回メールの確認Follow-up on my previous email
プロジェクトの確認Follow-up on the SS project
回答依頼Request for your confirmation
期限がある確認Follow-up: confirmation needed by Friday
2回目の連絡Second follow-up on our request

Urgent は、本当に緊急のときだけ使いましょう。

毎回 Urgent を使うと、相手にプレッシャーを与えすぎたり、逆に重要度が伝わりにくくなったりします。

件名の作り方は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

ビジネス英語メールの件名について(問い合わせ,質問,お願い例文)

返信催促に使える英語フレーズ

返信を催促するときは、次のフレーズを組み合わせると自然です。

英語表現意味使う場面
I wanted to follow up on my previous email.先日のメールについて確認のご連絡です最も使いやすい丁寧な催促
I am writing to follow up on……について確認のためご連絡しています少しフォーマルに書きたいとき
Could you please let me know…?…についてお知らせいただけますでしょうか相手の回答がほしいとき
Could you please confirm…?…をご確認いただけますでしょうか事実確認や承認がほしいとき
We would appreciate your reply by Friday.金曜日までにご返信いただけますと幸いです期限があるとき
At your earliest convenienceご都合がつき次第丁寧だが、少し急ぎのニュアンスを出したいとき

「お忙しいところ恐縮ですが」を添える場合

返信を催促するときは、前置きとして次の表現を入れるとやわらかくなります。

I understand you are busy, but could you please let me know your thoughts?
お忙しいところ恐縮ですが、ご意見をお聞かせいただけますでしょうか。

I would appreciate it if you could reply at your earliest convenience.
ご都合がつき次第、ご返信いただけますと幸いです。

「お忙しいところ恐縮ですが」の英語表現は、こちらの記事でも紹介しています。

「お忙しいところ恐縮ですが」英語で伝えるビジネス必須フレーズ

まずは丁寧に状況確認する返信催促メール例文

最初の催促メールでは、相手が単に忙しいだけの可能性もあります。

強い言い方ではなく、前回メールの確認として送るのがおすすめです。

Subject: Follow-up on my previous email

Dear Mr. Smith,

I hope you are doing well.

I wanted to follow up on my previous email regarding the SS project.

Could you please let me know your thoughts when you have a chance?

Thank you for your time.

Best regards,
Yui Manaka

件名:先日のメールについての確認

スミス様

お世話になっております。

SSプロジェクトについて、先日のメールの件で確認のご連絡です。

お時間のあるときに、ご意見をお聞かせいただけますでしょうか。

お時間をいただきありがとうございます。

よろしくお願いいたします。
真中 結

この例文では、返信が遅いことを責めず、自然に確認しています。

1回目の催促なら、このくらいの温度感で十分です。

期限があるときのリマインド英語メール

期限がある場合は、遠回しにしすぎると相手に伝わりません。

ただし、命令調にする必要はありません。

Subject: Follow-up: confirmation needed by Friday

Dear Ms. Johnson,

I am writing to follow up on our request for confirmation of the attached specifications.

We need your confirmation before we proceed with production.

We would appreciate your reply by Friday.

Please let me know if you need any additional information.

Best regards,
Yui Manaka

件名:確認依頼:金曜日までにご確認をお願いします

ジョンソン様

添付仕様書のご確認依頼について、確認のためご連絡しております。

生産を進める前に、御社のご確認が必要です。

金曜日までにご返信いただけますと幸いです。

追加情報が必要でしたらお知らせください。

よろしくお願いいたします。
真中 結

期限を書くときは、なぜその期限が必要なのかも添えると、相手が対応しやすくなります。

資料・見積もり・確認事項の回答を催促する例文

ビジネスでは、見積もり、仕様確認、契約内容、発注条件など、相手の回答がないと次に進めない場面があります。

その場合は、何について回答が必要かを具体的に書きましょう。

見積もりへの回答を確認する場合

I wanted to follow up on the quotation we sent on July 1.
7月1日にお送りした見積書について、確認のご連絡です。

Could you please let us know if you would like to proceed with the order?
ご注文を進めるかどうか、お知らせいただけますでしょうか。

見積書を送る英語メールは、こちらの記事も参考になります。

見積書を送付するときの英語メール例文と書き方

添付ファイルの確認を催促する場合

I wanted to follow up on the file I sent last week.
先週お送りしたファイルについて、確認のご連絡です。

Could you please review the attached document and send us your comments?
添付資料をご確認のうえ、コメントをお送りいただけますでしょうか。

添付ファイルを送る表現は、こちらの下書き記事で整理しています。

英語メールの添付ファイル表現|送付・確認依頼・添付忘れのお詫び例文

2回目以降のフォローアップメール

一度催促しても返信がない場合は、少しだけ具体性を上げます。

ただし、相手を責めるよりも、こちらの状況や期限を伝える方が実務的です。

Subject: Second follow-up on our request

Dear Mr. Brown,

I am following up again on our request regarding the SS project.

We need your confirmation in order to finalize the schedule.

Could you please let us know your decision by the end of this week?

If you need more time, please let us know.

Best regards,
Yui Manaka

件名:再度のご確認依頼

ブラウン様

SSプロジェクトに関する弊社の依頼について、再度確認のご連絡です。

スケジュールを確定するため、御社のご確認が必要です。

今週末までにご判断をお知らせいただけますでしょうか。

さらにお時間が必要な場合は、お知らせください。

よろしくお願いいたします。
真中 結

2回目以降は、again を使ってもかまいません。

ただし、Why haven’t you replied? のように、相手を責める表現は避けましょう。

支払い督促とは書き方を分ける

この記事で扱っているのは、一般的な返信催促や確認依頼です。

支払期限を過ぎた相手に入金を促す場合は、金額、請求書番号、支払期日などを書く必要があるため、メールの構成が変わります。

支払い督促の英語メールは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

代金支払い督促の英語メールの例文と書き方

返信催促メールでよくある間違い

最後に、返信を催促するときによくある間違いを確認しておきましょう。

間違い1:Please reply quickly と書く

次の表現は、命令のように聞こえやすく、ビジネスメールでは避けた方が無難です。

Please reply quickly.

次のように書くと、丁寧に返信を依頼できます。

We would appreciate your reply at your earliest convenience.
ご都合がつき次第、ご返信いただけますと幸いです。

間違い2:Why haven’t you replied? と書く

相手が返信していない理由を直接問うと、責めているように聞こえることがあります。

Why haven’t you replied to my email?

次のように、前回メールのフォローアップとして書きましょう。

I wanted to follow up on my previous email.
先日のメールについて確認のご連絡です。

間違い3:期限を書かずに急いでほしいと言う

急いでほしい場合でも、単に as soon as possible と書くだけでは、相手が優先順位を判断しにくいことがあります。

可能であれば、具体的な期限を書きましょう。

We would appreciate your reply by Friday.
金曜日までにご返信いただけますと幸いです。

Could you please confirm this by the end of this week?
今週末までにご確認いただけますでしょうか。

間違い4:結びが冷たくなる

催促メールは、本文が短いほど冷たく見えることがあります。

最後に一文添えるだけで、印象がやわらかくなります。

Thank you for your time.
お時間をいただきありがとうございます。

Please let me know if you need any additional information.
追加情報が必要でしたらお知らせください。

We appreciate your cooperation.
ご協力ありがとうございます。

結びの一文や Best regards, の使い方は、こちらの記事も参考になります。

英語メールの結び・締めの一文|ビジネスで使える例文30選

英語メールの結び・締め一覧|Best regardsなどビジネスで使える表現

まとめ

英語メールで返信を催促するときは、強い表現よりも follow up を使って丁寧に確認するのが自然です。

まずは、次の表現を覚えておきましょう。

  1. I wanted to follow up on my previous email.
    先日のメールについて確認のご連絡です。
  2. Could you please let me know your thoughts?
    ご意見をお聞かせいただけますでしょうか。
  3. We would appreciate your reply by Friday.
    金曜日までにご返信いただけますと幸いです。

返信がない相手に連絡するときは、相手を責めず、前回メールの内容、必要な回答、期限を簡潔に書きましょう。