真中 結
海外拠点との会議が終わったので、参加してくれたお礼と話した内容のまとめ、それに次にやることを英語メールで送りたいんです。でも、何をどこまで書けばいいのか分からなくて…。

真中 結
お礼を長々書くと重いし、逆に議事録みたいに全部書くと読んでもらえない気もして…。ちょうどいいバランスが知りたいです。

北条 大和
会議後のフォローアップメールは、「お礼」「話した要点のまとめ」「次のアクション」の3つを短くまとめれば完璧だよ。要点は箇条書き、次にやることは「誰が・いつまでに」まで書くのがプロの書き方。今日はそのままコピペで使えるテンプレートごと教えるね。

結論

会議後のフォローアップは、Thank you for taking the time to meet today.(本日はお時間をいただきありがとうございました)で始め、Here’s a quick summary of what we discussed and the next steps.(話し合った内容と次のステップを簡単にまとめます)と続けるのが型です。要点は箇条書き(action items)で示し、次のアクションには担当者と期日を添えます。最後は Please let me know if I missed anything.(抜けている点があればお知らせください)で締めると、認識ずれも防げてプロらしい印象になります。

会議後フォローアップを英語メールで伝える基本

まず使える結論フレーズ

会議が終わったら、できればその日のうちに次の3文をベースにメールを送りましょう。「お礼→要点のまとめ→確認のお願い」がこの3文だけで完結します。

英語例文
Thank you for taking the time to meet today.

Here’s a quick summary of what we discussed and the next steps.

Please let me know if I missed anything.

日本語訳例文
本日はお時間をいただきありがとうございました。

話し合った内容と次のステップを簡単にまとめます。

抜けている点がありましたらお知らせください。

Thank you for taking the time to meet は「会うために時間を割いてくれてありがとう」という、会議後のお礼の定番です。a quick summary(簡単なまとめ)と前置きすることで、「長々書きませんよ」というサインになり、相手も読みやすくなります。締めの Please let me know if I missed anything. は「私の理解に抜けがあれば教えてください」という意味で、双方の認識をそろえる魔法の一文です。

丁寧度別の言い換え

お礼の入り方は、相手との関係性で少し調整します。どれも自然な表現なので、状況に合わせて選んでください。

丁寧度英語表現使う場面
カジュアルThanks for the great discussion today.社内・気心の知れたチーム
標準Thank you for taking the time to meet today.ほとんどの場面(迷ったらこれ)
フォーマルThank you for your time and valuable input during today’s meeting.初めての取引先、目上の相手

フォーマルにする場合も、大げさにする必要はありません。your valuable input(貴重なご意見)や for the productive discussion(有意義な議論をありがとうございました)を添えるだけで、十分ていねいで前向きな印象になります。

会議後フォローアップメールの書き方

件名の書き方

会議後のフォローアップは、元の会議招集メールに返信(RE:)する形か、会議名と「follow-up」を組み合わせた件名で送るのがおすすめです。何の会議のフォローかが一目で伝わり、あとから探しやすくなります。

英語例文
Follow-up: Kickoff Meeting on May 12 (Summary & Next Steps)
日本語訳例文
フォローアップ:5月12日キックオフ会議(要点と次のステップ)

Follow-up: を頭に置き、会議名と日付を続けるだけで完成します。Summary & Next Steps と添えておくと、「まとめと次にやることが書いてある」と開く前に分かるので、返信率も上がります。

本文に入れるべき要素

  1. 参加へのお礼(Thank you for taking the time to meet today.)
  2. 要点のまとめ(話し合った内容を箇条書きで簡潔に)
  3. 次のアクション(action items)(誰が・いつまでに・何をするか)
  4. 確認のお願い(Please let me know if I missed anything.)

ポイントは、要点も次のアクションも箇条書き(action items)で示すことです。文章でだらだら書くより、リストにしたほうが「誰が何をするか」が一目で分かり、プロらしく見えます。特に next steps には 担当者と期日を必ず入れましょう。「誰かがやる」ではなく「あなたが金曜までにやる」と書くことで、はじめて次の行動につながります。

結び・署名前の一文

英語例文
Please let me know if I missed anything or if you’d like to add to the list.

Looking forward to working with you on this.

日本語訳例文
抜けている点や追記したいことがあれば、お知らせください。

本件でご一緒できるのを楽しみにしております。

Please let me know if I missed anything. は認識ずれを防ぐ確認の一文、Looking forward to working with you on this. は前向きに締める一文です。この2つを署名の前に置くと、「確認もお願いしつつ、これからよろしく」という印象よく終われます。

会議後フォローアップの場面別英語例文

商談後に送る場合

取引先との商談後は、お礼・要点・次のアクションを1通にまとめた全文メールが効果的です。次はそのままテンプレートとして使える例です。

英語例文
Dear Mr. Smith,

Thank you for taking the time to meet today. It was great to hear more about your requirements.

Here’s a quick summary of what we discussed and the next steps:

Summary
– Reviewed the proposed pricing for the SS project
– Agreed on the basic scope and delivery timeline

Next steps
– We (IKE Company) will send a revised quotation by Friday, May 16.
– Your team will confirm the final specifications by Wednesday, May 21.
– We’ll set up a follow-up call in the week of May 26.

Please let me know if I missed anything or if anything needs to be corrected.

Looking forward to moving this forward together.

Best regards,
Yui Manaka

日本語訳例文
スミス様

本日はお時間をいただきありがとうございました。ご要望を詳しくお伺いでき、大変有意義でした。

話し合った内容と次のステップを簡単にまとめます。

要点
– SSプロジェクトの提示価格について確認しました
– 基本的な範囲と納品スケジュールについて合意しました

次のステップ
– 弊社(IKE社)が5月16日(金)までに修正版の見積書をお送りします。
– 貴社チームが5月21日(水)までに最終仕様を確定してください。
– 5月26日の週にフォローアップの打ち合わせを設定します。

抜けている点や修正が必要な箇所がありましたら、お知らせください。

本件を一緒に前進させられるのを楽しみにしております。

真中 結

SummaryNext steps の2つの見出しで整理し、それぞれ箇条書きにしているのがポイントです。next steps には 「誰が(We / Your team)」「いつまでに(by Friday, May 16)」を必ず添えています。ここまで具体的に書けば、相手も自分のタスクを迷わず把握できます。

社内会議後に送る場合

社内チーム向けなら、もう少しカジュアルで大丈夫です。決まったこと(action items)を短く共有しましょう。

英語例文
Hi team,

Thanks for the great discussion today. Here’s a quick recap and our action items:

– Kenji: Update the project schedule by Thursday.
– Sarah: Share the design draft with the client by Monday.
– Me: Book the meeting room for next week’s review.

Let me know if I got anything wrong. Thanks, everyone!

日本語訳例文
チームのみなさん

本日は活発な議論をありがとうございました。要点と各自のアクションアイテムをまとめます。

– ケンジ:木曜までにプロジェクトスケジュールを更新
– サラ:月曜までにデザイン案をクライアントに共有
– 私:来週のレビュー用に会議室を予約

認識違いがあれば教えてください。みなさん、ありがとうございました!

社内では recap(振り返り・要約)というカジュアルな語もよく使われます。担当者名を頭に置く 「名前:やること」の形にすると、誰のタスクか一瞬で分かります。Me: と自分の分も入れておくと、フェアで感じのよい共有になります。

次回アクションを確認する場合

会議で次にやることは決まったものの、担当や期日があいまいなまま終わってしまった場合は、こちらから確認して埋めましょう。

英語例文
To make sure we’re on the same page, could you confirm the following?

– Who will prepare the final report — your team or ours?
– What deadline works best for the next review?

Once we’ve confirmed these, I’ll update the schedule and share it with everyone.

日本語訳例文
認識をそろえるため、以下をご確認いただけますか。

– 最終レポートはどちらが準備しますか(貴社チームか弊社か)
– 次回レビューの期限はいつが最適でしょうか

これらが確認でき次第、スケジュールを更新して全員に共有します。

To make sure we’re on the same page(認識をそろえるために)は、確認をお願いするときのやわらかいクッション表現です。決めきれなかった点を質問形式で並べ、Once we’ve confirmed these, I’ll …(確認できたら私が〜します)と自分の次の動きまで示すと、話が前に進みます。

会議後フォローアップで使える英語フレーズ

そのまま使える短文フレーズ

英語フレーズ日本語の意味
Thank you for taking the time to meet today.本日はお時間をいただきありがとうございました
Here’s a quick summary of what we discussed.話し合った内容を簡単にまとめます
Below are the action items and next steps.以下がアクションアイテムと次のステップです
As discussed, we agreed on the following.話し合った通り、以下について合意しました
Please let me know if I missed anything.抜けている点があればお知らせください
Looking forward to working with you on this.本件でご一緒できるのを楽しみにしています

フォーマルにしたいときの表現

プラスで覚えておきたい英語フレーズ
社外や目上の相手にあらたまって伝えたいときは、Thank you for your time and valuable input during today’s meeting.(本日はお時間と貴重なご意見をいただきありがとうございました)が上品です。要点のまとめは Please find below a summary of the key points and action items we discussed.(話し合った要点とアクションアイテムを以下にまとめます)とすると、よりフォーマルになります。締めには Should you have any questions or additions, please do not hesitate to let me know.(ご質問や追記がありましたら、遠慮なくお知らせください)が使えます。

会議後フォローアップメールでよくある間違い

日本語直訳で不自然になる表現

× Thank you for your time today, I was so happy to meet you and talk with you, it was really a wonderful time for me.
感謝の気持ちを込めようと言葉を重ねすぎると、かえって大げさで不自然に響きます。ビジネスのフォローアップでは感情表現は控えめが基本。○ Thank you for taking the time to meet today. の一文で十分ていねいです。ひとこと添えたいなら It was great to hear your thoughts.(ご意見を伺えてよかったです)程度に留めましょう。

× Let’s do our best from now on.
「今後もお互い頑張りましょう」を直訳した表現ですが、英語では何をするのかが不明確で、精神論のように聞こえてしまいます。フォローアップメールでは、具体的な次のアクションを示すのが正解です。○ As a next step, I’ll send the revised plan by Friday.(次のステップとして、金曜までに修正案をお送りします)のように、誰が何をいつまでにやるかを書きましょう。

相手に誤解されないための注意点

  • 要点は箇条書きにする:話した内容を長い文章で書くと読み飛ばされます。SummaryNext steps に分け、リストで示しましょう
  • next steps に担当と期日を入れるWe will do it soon. ではなく We will send it by Friday, May 16. のように、「誰が・いつまでに」を必ず明記します
  • 議事録と混同しない:フォローアップは全発言を記録する議事録ではありません。決まったことと次にやることだけに絞ります。詳細な記録が必要なら別途meeting minutesを用意しましょう
  • confirmの使い方に注意Please confirm. だけだと何を確認するか不明確です。Please confirm the deadline by tomorrow. のように対象を添えましょう

まとめ

テンプレートの使い回し方

会議後のフォローアップメールは、次の3ステップでどんな会議にも応用できます。会議当日か翌営業日までに送るのが、印象・効果ともにベストです。

  1. Thank you for taking the time to meet today. で参加のお礼から始める
  2. Summary(話した要点)と Next steps(次のアクション)を箇条書きで分け、next steps には担当と期日を入れる
  3. Please let me know if I missed anything. で確認をお願いして締める

この型さえ押さえれば、商談後でも社内会議後でも、中身を差し替えるだけで使い回せます。「お礼・要点・次のアクション」の3点セットを意識して、会議の成果を確実に次へつなげましょう。

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