


結論
会議後のフォローアップは、Thank you for taking the time to meet today.(本日はお時間をいただきありがとうございました)で始め、Here’s a quick summary of what we discussed and the next steps.(話し合った内容と次のステップを簡単にまとめます)と続けるのが型です。要点は箇条書き(action items)で示し、次のアクションには担当者と期日を添えます。最後は Please let me know if I missed anything.(抜けている点があればお知らせください)で締めると、認識ずれも防げてプロらしい印象になります。
会議後フォローアップを英語メールで伝える基本
まず使える結論フレーズ
会議が終わったら、できればその日のうちに次の3文をベースにメールを送りましょう。「お礼→要点のまとめ→確認のお願い」がこの3文だけで完結します。
Here’s a quick summary of what we discussed and the next steps.
Please let me know if I missed anything.
話し合った内容と次のステップを簡単にまとめます。
抜けている点がありましたらお知らせください。
Thank you for taking the time to meet は「会うために時間を割いてくれてありがとう」という、会議後のお礼の定番です。a quick summary(簡単なまとめ)と前置きすることで、「長々書きませんよ」というサインになり、相手も読みやすくなります。締めの Please let me know if I missed anything. は「私の理解に抜けがあれば教えてください」という意味で、双方の認識をそろえる魔法の一文です。
丁寧度別の言い換え
お礼の入り方は、相手との関係性で少し調整します。どれも自然な表現なので、状況に合わせて選んでください。
| 丁寧度 | 英語表現 | 使う場面 |
|---|---|---|
| カジュアル | Thanks for the great discussion today. | 社内・気心の知れたチーム |
| 標準 | Thank you for taking the time to meet today. | ほとんどの場面(迷ったらこれ) |
| フォーマル | Thank you for your time and valuable input during today’s meeting. | 初めての取引先、目上の相手 |
フォーマルにする場合も、大げさにする必要はありません。your valuable input(貴重なご意見)や for the productive discussion(有意義な議論をありがとうございました)を添えるだけで、十分ていねいで前向きな印象になります。
会議後フォローアップメールの書き方
件名の書き方
会議後のフォローアップは、元の会議招集メールに返信(RE:)する形か、会議名と「follow-up」を組み合わせた件名で送るのがおすすめです。何の会議のフォローかが一目で伝わり、あとから探しやすくなります。
Follow-up: を頭に置き、会議名と日付を続けるだけで完成します。Summary & Next Steps と添えておくと、「まとめと次にやることが書いてある」と開く前に分かるので、返信率も上がります。
本文に入れるべき要素
- 参加へのお礼(Thank you for taking the time to meet today.)
- 要点のまとめ(話し合った内容を箇条書きで簡潔に)
- 次のアクション(action items)(誰が・いつまでに・何をするか)
- 確認のお願い(Please let me know if I missed anything.)
ポイントは、要点も次のアクションも箇条書き(action items)で示すことです。文章でだらだら書くより、リストにしたほうが「誰が何をするか」が一目で分かり、プロらしく見えます。特に next steps には 担当者と期日を必ず入れましょう。「誰かがやる」ではなく「あなたが金曜までにやる」と書くことで、はじめて次の行動につながります。
結び・署名前の一文
Looking forward to working with you on this.
本件でご一緒できるのを楽しみにしております。
Please let me know if I missed anything. は認識ずれを防ぐ確認の一文、Looking forward to working with you on this. は前向きに締める一文です。この2つを署名の前に置くと、「確認もお願いしつつ、これからよろしく」という印象よく終われます。
会議後フォローアップの場面別英語例文
商談後に送る場合
取引先との商談後は、お礼・要点・次のアクションを1通にまとめた全文メールが効果的です。次はそのままテンプレートとして使える例です。
Thank you for taking the time to meet today. It was great to hear more about your requirements.
Here’s a quick summary of what we discussed and the next steps:
Summary
– Reviewed the proposed pricing for the SS project
– Agreed on the basic scope and delivery timeline
Next steps
– We (IKE Company) will send a revised quotation by Friday, May 16.
– Your team will confirm the final specifications by Wednesday, May 21.
– We’ll set up a follow-up call in the week of May 26.
Please let me know if I missed anything or if anything needs to be corrected.
Looking forward to moving this forward together.
Best regards,
Yui Manaka
本日はお時間をいただきありがとうございました。ご要望を詳しくお伺いでき、大変有意義でした。
話し合った内容と次のステップを簡単にまとめます。
要点
– SSプロジェクトの提示価格について確認しました
– 基本的な範囲と納品スケジュールについて合意しました
次のステップ
– 弊社(IKE社)が5月16日(金)までに修正版の見積書をお送りします。
– 貴社チームが5月21日(水)までに最終仕様を確定してください。
– 5月26日の週にフォローアップの打ち合わせを設定します。
抜けている点や修正が必要な箇所がありましたら、お知らせください。
本件を一緒に前進させられるのを楽しみにしております。
真中 結
Summary と Next steps の2つの見出しで整理し、それぞれ箇条書きにしているのがポイントです。next steps には 「誰が(We / Your team)」「いつまでに(by Friday, May 16)」を必ず添えています。ここまで具体的に書けば、相手も自分のタスクを迷わず把握できます。
社内会議後に送る場合
社内チーム向けなら、もう少しカジュアルで大丈夫です。決まったこと(action items)を短く共有しましょう。
Thanks for the great discussion today. Here’s a quick recap and our action items:
– Kenji: Update the project schedule by Thursday.
– Sarah: Share the design draft with the client by Monday.
– Me: Book the meeting room for next week’s review.
Let me know if I got anything wrong. Thanks, everyone!
本日は活発な議論をありがとうございました。要点と各自のアクションアイテムをまとめます。
– ケンジ:木曜までにプロジェクトスケジュールを更新
– サラ:月曜までにデザイン案をクライアントに共有
– 私:来週のレビュー用に会議室を予約
認識違いがあれば教えてください。みなさん、ありがとうございました!
社内では recap(振り返り・要約)というカジュアルな語もよく使われます。担当者名を頭に置く 「名前:やること」の形にすると、誰のタスクか一瞬で分かります。Me: と自分の分も入れておくと、フェアで感じのよい共有になります。
次回アクションを確認する場合
会議で次にやることは決まったものの、担当や期日があいまいなまま終わってしまった場合は、こちらから確認して埋めましょう。
– Who will prepare the final report — your team or ours?
– What deadline works best for the next review?
Once we’ve confirmed these, I’ll update the schedule and share it with everyone.
– 最終レポートはどちらが準備しますか(貴社チームか弊社か)
– 次回レビューの期限はいつが最適でしょうか
これらが確認でき次第、スケジュールを更新して全員に共有します。
To make sure we’re on the same page(認識をそろえるために)は、確認をお願いするときのやわらかいクッション表現です。決めきれなかった点を質問形式で並べ、Once we’ve confirmed these, I’ll …(確認できたら私が〜します)と自分の次の動きまで示すと、話が前に進みます。
会議後フォローアップで使える英語フレーズ
そのまま使える短文フレーズ
| 英語フレーズ | 日本語の意味 |
|---|---|
| Thank you for taking the time to meet today. | 本日はお時間をいただきありがとうございました |
| Here’s a quick summary of what we discussed. | 話し合った内容を簡単にまとめます |
| Below are the action items and next steps. | 以下がアクションアイテムと次のステップです |
| As discussed, we agreed on the following. | 話し合った通り、以下について合意しました |
| Please let me know if I missed anything. | 抜けている点があればお知らせください |
| Looking forward to working with you on this. | 本件でご一緒できるのを楽しみにしています |
フォーマルにしたいときの表現
会議後フォローアップメールでよくある間違い
日本語直訳で不自然になる表現
感謝の気持ちを込めようと言葉を重ねすぎると、かえって大げさで不自然に響きます。ビジネスのフォローアップでは感情表現は控えめが基本。○ Thank you for taking the time to meet today. の一文で十分ていねいです。ひとこと添えたいなら It was great to hear your thoughts.(ご意見を伺えてよかったです)程度に留めましょう。
× Let’s do our best from now on.
「今後もお互い頑張りましょう」を直訳した表現ですが、英語では何をするのかが不明確で、精神論のように聞こえてしまいます。フォローアップメールでは、具体的な次のアクションを示すのが正解です。○ As a next step, I’ll send the revised plan by Friday.(次のステップとして、金曜までに修正案をお送りします)のように、誰が何をいつまでにやるかを書きましょう。
相手に誤解されないための注意点
- 要点は箇条書きにする:話した内容を長い文章で書くと読み飛ばされます。Summary と Next steps に分け、リストで示しましょう
- next steps に担当と期日を入れる:We will do it soon. ではなく We will send it by Friday, May 16. のように、「誰が・いつまでに」を必ず明記します
- 議事録と混同しない:フォローアップは全発言を記録する議事録ではありません。決まったことと次にやることだけに絞ります。詳細な記録が必要なら別途meeting minutesを用意しましょう
- confirmの使い方に注意:Please confirm. だけだと何を確認するか不明確です。Please confirm the deadline by tomorrow. のように対象を添えましょう
まとめ
テンプレートの使い回し方
会議後のフォローアップメールは、次の3ステップでどんな会議にも応用できます。会議当日か翌営業日までに送るのが、印象・効果ともにベストです。
- Thank you for taking the time to meet today. で参加のお礼から始める
- Summary(話した要点)と Next steps(次のアクション)を箇条書きで分け、next steps には担当と期日を入れる
- Please let me know if I missed anything. で確認をお願いして締める
この型さえ押さえれば、商談後でも社内会議後でも、中身を差し替えるだけで使い回せます。「お礼・要点・次のアクション」の3点セットを意識して、会議の成果を確実に次へつなげましょう。
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