ChatGPTで英文法を解説させるときの知っておくべきこと
- 英文法の解説を依頼する場合は英語の知識があることが重要です。解答や解説に誤りがあることもあるため、慎重に利用する必要があります。
- 具体的な例文を提示し、それが間違っている理由を尋ねることで、英語の文法や表現に関するアドバイスを得ることができます。
- チャットGPTを相談相手として利用する際は、辞書や文法書と併用し、より正確な情報を得るための手助けとして活用することが重要です。
- ツールを使いこなすには英文法の知識が必要であり、単なる質問応答だけでなく、情報の検索や検証ができるスキルも重要です。
それでは、注意点も把握したところで、さっそくプロンプトをみてみましょう。
ChatGPTに英文法を解説させるプロンプト
以下の英文が間違っている理由と改善した文を、小学生でもわかるように教えてください。
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ここに英文
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小学生でも、というフレーズは、別に小学生でなくても英語初心者でもいいのですが、わかりやすい説明を引き出すための意図があります。
では、このプロンプトを使った例をみてみましょう。
プロンプトを使った例文とChatGPTの回答
I had been there when you are in the office.
以下がChatGPTの回答です。
原因: 文の中で使われている「had been」と「are」は、異なる時制(過去と現在)を表しています。英語では、同じ文の中で一貫した時制を使う必要があります。
修正した文: I had been there when you were in the office.
(訳: 私はあそこにいたのは、あなたがオフィスにいた時です。)
修正後の文では、過去の出来事と過去の時間の一致を示すように修正され、文法的に正しい表現になりました。
この件において、無料版のGPT3.5でも十分正確な回答を得られました。
まとめ
英文法の解説を依頼する場合は、英語の知識があることが利用の前提にあります。
なぜならば、解答や解説に誤りがあることに気がつけないためです。
そして、ChatGPTは正確に回答することが苦手、というか平然と嘘をついてしまうためです。
英語学習者の場合は、利用するときにその点を注意してください。
不安な場合は、迷わず、英文法におうては書籍で学習するのがおすすめです。