夏季休業のお知らせとか製品の値上げとか、いろいろメールしないといけないな・・・
得意先全員にお知らせメールをする場合、ビジネス英語メールで「お客様」や「お得意先」の書き出しってどうするんだろう?
では、今回はビジネス英語メールの書き出し「お客様」に関して教えるよ。
英語メールの「お客様」の書き出し
英語メールの「お客様」の書き出しは、次の通りだ。
- Dear Customer,
- Dear Valued Customer,
「Dear Valued Customer,」は「お得意様」って感じのニュアンスだね。
休暇の連絡とか、特に大きな不利益になったりしない連絡なら、上のどちらか好きな方の書き出しでOKだ。
担当者が特定できる場合
担当者が特定できる場合は、上で紹介したフレーズではなく、関係者全員を宛先にして、
- Dear All,
- Dear 担当者,
で連絡しよう!
「Dear Valued Customer,」よりもより丁寧になるよ。
Dear Valued Customer,の注意点
「Dear Valued Customer,」は確かに「お得意様」という意味で丁寧で上品な言葉だ。実際の実務でもよく目にするフレーズでもある。
でも、実務的なビジネスの現場では、「Dear Valued Customer,」は、時と場合を選ばないといけないこともある。
たとえば、「製品の値上げ」の連絡。これは、相手に不利益になる連絡となるため、慎重に対応しないといけない。
ビジネス英文メールの基本マナーで伝えた通り、そもそも本当に「メールで伝えるべきなのか」考える必要がある。
それに加えて本当に「お得意様」だと思っていたら、「お得意様へ」という意味の「Dear Valued Customer,」で書き出しするのではなく、「Dear+担当者,」という「特定の担当者の名前を書いて通知」するのが世界共通のビジネスマナーというものだ。
まとめ
英語メールの「お客様」の書き出しは、次の通りだ。
- Dear Customer,
- Dear Valued Customer,
これらのフレーズはビジネスで相手に不利益を与えない休暇連絡だったり、インボイスの送付だったり、機械的に効率化してよい場面において、とっても有効なフレーズだ。
実務的にも頻繁に目にするフレーズのため、使うこと自体は全く問題なく、おススメだよ。
ただし、
- 担当者が特定できる
- クレーム対応の連絡や製品の値上げの連絡といった相手に不利益が出る
といったケースでは、関係者全員を宛先にして
- Dear All,
- Dear 担当者,
といったように「特定の担当者」にメールできるようにしよう。
それが、取引先への思いやりだね。